
【ヘアオイル】の常識は実は「間違ってる」! みんなが陥るヘアケアの落とし穴とは(後編)
篠原さんの豆知識:ヘアオイルについて化学的に考える
篠原さん「ちょっと豆知識を書くので、興味のある人は読んで下さい。それ以外の方は、次の見出しまで飛んで下さいね。
オイルと水分を混じらせるためには、界面活性剤が必要です。
界面活性剤の親油基が油の粒子を取り囲み、親水基が外側に並ぶため、反発していた水と油が均一に混ざり合うことができます。
これを乳化といいます。
例えば……牛乳は、含まれるたんぱく質が界面活性剤の働きをして、水と脂肪が混ざり合った状態になるらしいです。
界面活性剤をつければ水とオイルは混ざりますが、ヘアオイルには界面活性剤は入っていません。
ここまで知ると
ますます乾かす前にオイルをつけるという常識の【落とし穴】に気づきませんか?」
ヘアオイルの落とし穴:ふたつめ
篠原さん「濡れた髪にオイルをつけるのには、3つのデメリットがあります。1つ目は、オイルをつける時間がかかるということ(ムダなことには1分も使いたくないですよね)。2つ目は、手がギトギトになって拭くのが大変! 3つ目は、乾かすのに時間がかかる。オイルをつけると髪が乾きにくくなるんですよ。夏のあつい時期には、大変です」
最後の落とし穴はコレ。髪が傷んじゃうの!? 次ページ
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