栄養価もコスパも高すぎる!世界トップレベルのキウイが日本に集まってくる理由とは?

キウイってどんなふうに実がなるか知っていますか?

こんなふうに、蔓(つる)になるフルーツなんです。いちご狩りやぶどう狩りの経験はあっても、なかなかキウイを収穫したことのある方はいらっしゃらないかもしれません……。私はたまたま静岡に住む祖父母が畑でキウイを育てていて、(農家ではなくあくまでも趣味の畑です)幼い頃から何度か一緒に収穫した思い出があり、祖父母が亡くなった今でもほぼ自然に毎年実ってくれるという、個人的にはすごく身近なフルーツなのですが、国産のキウイ自体それほどポピュラーではありません。

 

キウイを一年中食べられるのには理由があって…

日本人のほとんどがキウイといえばニュージーランド産を思い浮かべ、バナナのように一年中スーパーで手に入るフルーツ、という印象をもっているのではないでしょうか。実は国内で流通するキウイのうち、4月~12月ごろまではほぼニュージーランド産が、国産はそれ以外の1月~3月ごろのみ店頭に並んでいます。このように一年中安定して食べられる仕組みを作っているのが、キウイブラザーズでおなじみの世界的ブランド「ゼスプリ」なんです。

 

キウイの名産地を訪ねてニュージーランドへ

ニュージーランド産のキウイが旬を迎える今、本場のキウイの街を訪れる機会をいただき、日本で食べられるキウイがどのように育ち、届けられているのか取材してきました。

成田空港からニュージーランドの北島にあるオークランド空港まではニュージーランド航空の直行便で約10時間半。今回は19:45に出発して翌朝9:15に到着、時差も約3時間と時差ボケをほぼ感じないスケジュールでした。

オークランド空港からはバスで2時間ほどかけてキウイの産地であるベイ・オブ・プレンティ地方へ移動。街を紹介するボードにもキウイが描かれていました。海辺のおしゃれリゾートという印象です。

こちらは移動中に見つけたキウイの産地であるテ・プケという街にあった巨大なキウイのオブジェ。今回は同じくキウイの名産地、タウランガにある広大なキウイ農園を見学させてもらいました。

さすがは本場!農園のスケールが圧倒的!

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