今や予備軍含めて6人に1人が「糖尿病」になる時代。慶應義塾大学医学部教授が40・50代に「MCTオイル」をおすすめする納得の理由【慶應義塾大学医学部教授のオイルドクターに聞いた・前編】

40歳以上の女性に発症しやすい糖尿病。女性ホルモンの影響が大きい

糖尿病は、血糖値の上昇を抑える「インスリン」が十分に働かないため、血液中を流れるブドウ糖が増える病気。予備軍も含めて、6人に1人いるといわれる国民病です。血糖値が高いまま放置されると血管が傷つき、将来は心臓病や失明、腎不全といった、より重い病気につながる可能性があります。

 

女性が糖尿病を発症しやすい年齢は、40歳以上と考えられています。女性ホルモンの「エストロゲン」は、インスリンの働きを促します。しかし40歳以降からエストロゲンの分泌が急激に減るためインスリンの働きも低下し、更年期以降は糖尿病の発症リスクが高まるのです。それだけでなく、エストロゲンが減少すると内臓脂肪も溜まりやすくなり、糖尿病のリスクがさらにアップするでしょう。

体内でつくられるエネルギー「ケトン体」で、インスリンの感受性が高まるという研究が

MCTオイルには、糖尿病の予防・改善につながる可能性があると報告されています。MCTオイルをとると、「ケトン体」が増加します。ケトン体とは、脂肪が変化して作られる物質で、体内でエネルギー源として利用されています。

 

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