どうする?既婚女性が「不倫バレ」した瞬間【不倫の清算3】

年末年始の街に漂う幸福なムードとは裏腹に、恋人が家族と幸福に過ごす時間をひたすら耐え、連絡を待ち続ける「不倫女性」。
どうして彼女たちは妻ある男を愛してしまったのか。なぜ夫ある身で他の男性に身をゆだねたのか。
彼女たちは、幸福なのか。不幸なのか。
そこにあるのは欲なのか。純粋な愛なのか。
恋愛の裏のただひたすら聞き続けたひろたかおりが、「道ならぬ恋」の背景とその実情に迫る。

ある独身男性との出会い

 

–「あのスーパーもね、会員さんがパートしてるからいつ会わないか不安で……」

そう言いながら、C子(39歳)は下を向いてため息をついた。

待ち合わせはC子の家から近いカフェだった。「まだ中心街には行きたくない」と言われたとき、彼女の中に根強く残る不安が伝わった。

専業主婦であるC子は、日中は家で過ごすことが多い。会社員の夫とは結婚してもう10年で、子どもはいないが「好きなことをのんびり楽しめる」生活に特に不満はなかった。

大手のメーカーで秘書をしていたC子は、結婚を機に退社した。夫の仕事が忙しく転勤も視野に入れた生活になるため、結婚後は資格でも取って何処に行っても働けるように備えようと思っていた。現在もファイナンシャルプランナーの資格を取得するために勉強を続けている。

転機が訪れたのは去年のこと。以前の会社の元同僚が久しぶりに訪ねてきてくれて、近況を話しているときに街の中心地にあるスポーツジムに通っていることを知った。

その頃、体重が増えて運動不足が気になっていたC子は元同僚に誘われて見学に行き、想像以上に清潔で広い設備に感動してすぐさま入会したくなり、夫に通わせてくれるようお願いした。

「たまにはそんな息抜きもいいかもな」

と夫は承諾してくれて、無事にC子はスポーツジムに通うことになった。

現在のC子は、細身ではないが決して不健康に見えることはなく、太っていた面影はない。

「ジムを辞めてからも運動だけは続けているの。夜なら近所の人にも見られないから、ランニングしているよ」

と寂しそうに笑う。当時身に着けていたウェアなどは全部捨てた、と以前話していた。誰かに目撃されるのを恐れたためだ。

スポーツジムに入会すると、いろんな人と仲良くなった。性別や年代もバラバラで、これまで以前の会社と夫との生活しか知らなかったC子は大きな刺激を受けたという。

帰りにお茶をするような友人もできた頃、ひとりの独身男性と出会う。年下だがストイックにトレーニングする姿が印象的で、最初は近寄りがたい雰囲気があった。

だが、C子がダイエットの目的で真面目にスタジオレッスンなどを受けていることを知ると、マシンの使い方や効果的なストレッチなどを教えてくれるようになった。

「最初はまさかこうなるとは思わなかった」

とC子は何度も繰り返すが、彼との出会いが彼女の人生を大きく狂わせることになる。

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