
「パラパラチャーハンの作り方」論争に新たな刺客!濃く溶いたスープで驚きの結果
何気なく「一人暮らしをはじめた方へ 新生活応援トピック集」という資料をめくっていたときのこと。
新入学・入社の人たち向けの資料です。「なるほど、いまどきの一人暮らしは収納と一緒に防災まで考えるのか…」などと思っていたら、突如として「フリーズドライ食品のたまごスープを活用 たまご炒飯」という大ネタがさりげなく登場しました。
えっ?と思ってよく見ます。「ご飯がパラパラになります」と書いてある。
まじですか。
さっそく試してみたところ、結論から言うと「もうこれで決定打なんじゃないの?」というレベルで簡単にパラチャーができました。気になるならすぐやってみるといいのです。
「水分派閥」に「スープ」が参入しました!
一般的にパラチャーのお作法は
・卵コーティング派閥
・水分プラス派閥(水で洗う等)
・油たっぷり派閥
あたりに分類されると思います。
そもそも、パラパラに仕上げる要素は熱・油脂・水分・たんぱく質くらいなので、それほど複雑には分岐しないはずなのですが、人々のパラパラへの執念はすごいもので、過去「マヨネーズを加える」「おたまで押さえる」などさまざまなコツが登場し議論されてきました。
ちなみに、ネットを中心に支持の高いタモリさんのレシピは、検索によれば卵コーティング派閥。いわゆる黄金チャーハンの走りはタモリレシピでした。
コツは「大さじ3の熱湯」以外何もない
というわけで今回の「スープ殺法」です。これ本当に「その手があったか…」でした。3分もあれば完成します。
【材料】(1人分)
・卵スープ 1人分
・ご飯(温めたもの) 茶碗1杯
・油 大さじ1~1.5
・お湯 大さじ3
以上。これだけ。
「いやいや、塩とか中華だしとかこしょうとか、調味料もいるでしょう?」
と思うと思いますが、卵スープは調味料と同等に味がついているので不要。要するに「コンビニでスープとおにぎりを買えば作れる」チャーハンなのです。なお、スープ1人前だとかなりしっかり濃い味です。薄味好きの人はスープを減らすか、ご飯を大盛りで作ってください。
【作り方】
卵スープを熱湯で溶く。
↓
炒めたご飯にスープを混ぜて終わり。
1・卵スープを「大さじ3の熱湯」で溶く、これで8割完成
卵の代わりに使うので、卵たっぷりに越したことはないのです。
これを大さじ3のお湯で溶きます。ちなみに資料には50mlのお湯と記載されていましたが、計量カップを出すのが面倒なので大さじ3で失礼しました。どっちも試しましたが、ガスコンロの火力であれば大差ありません。水分を飛ばす都合で、多いよりは「少なめ」のほうがいいでしょう。
本当に考えたこともなかった、「卵たっぷり系のスープを濃く溶くと調味済み卵液的なものができる」。この段階ではかなり塩辛い卵です。でも、最終的にはちょうどよくなりました。
お湯をたった大さじ3だけ沸かすのが面倒という場合、先に大さじ3の分だけお皿に水を入れ、電子レンジで加熱してお湯を作ってください。スープが溶ければいいので沸騰させる必要もありません、突沸にはご注意を。
2・炒める(おわり)
油は多めがいいです。私はごま油党なのでごま油を使いましたが、卵スープの味を生かしたいならサラダ油で。調理時間が本気で短いのでバターでも焦げません。
ご飯は冷めていたらレンジで加熱してください。油を全体に回すように炒めます。この段階ではダマを完全に潰さなくてもOK、1分程度でざっと油を回してください。
そこへ卵スープを一気に入れます。このまま2分ほど炒め合わせて終わり。
スープの水分が追加されるので、混ぜていくだけで残っていたダマもさーっと潰れるのです。見る間にパラパラ化しますので、適度なところで完成。あればネギなどをトッピングしてください。
敢えて分類するなら「板橋系」のしっとりパラパラ! スープが1人分なのでご飯も1人分ずつ炒めるのが重要です。いつも家で失敗するのは一気に大量に作るからなんだなと思いました。
次ページ、他のスープでおいしいのはどれ?
1 2
スポンサーリンク
【注目の記事】
- 運動嫌いだった56才、ゆがみを整えたら「ネガティブな性格」を卒業できた。「離婚から立ち直り、推し活も始めました」【鬼軍曹ゆか様ダイエット】
- 48歳独身女性、立ち上がろうとした瞬間「あれ??」。このめまい、もしかして「更年期」なのかな?【マンガ100人の更年期R】
- 「まさか、私が乳がんに?」53歳でがん告知。抗がん剤で動けないつらい日々に、私を支えてくれたものとは
- 【ユニクロ】サマーニット×タックワイドパンツ。今夏のオフィスコーデに選びたい色とは【40代の毎日コーデ】
- 【熱中症搬送数激増中】実は6月下旬からの「高湿度」が最も危険!「さぼると熱中症リスク激増」の意外すぎる習慣とは?
- 「私の老化度、本当に54歳ぶんなのかな?」更年期以降は全員が気にしたい「自分の生物学的年齢」を計ってみたら衝撃的すぎる結果に
- 「体温が1℃下がると太りやすくなる」問題が、更年期世代の女性にとって特に深刻なのはなぜか?「お風呂に入る前たった1分でできるヤセ習慣」とは?【石原新菜先生が解説】
- 超激務ヘアメイク藤原美智子さんが「42歳で思い切って変えたこと」その顛末は?「顔も体も片側だけ引き攣った状態になるまで」働いて
- 43歳、新しい職場で心が折れた。でも、25年ぶりにピアノを弾いたら胸が熱くなって──そこから私の転機が始まった
- 更年期後に「消える症状」と「そのまま残る症状」って?7万人のデータが教えてくれる「更年期の真実と、これからの人生」
- 「猫背・巻き肩の54歳がびっくり」着るだけで理想的なS字姿勢が身につく話題のインナーウエアをご存じかしら
- 更年期、どうやって乗り越える?運動、食事、サプリ、そして注目成分「ゲニステイン」まで、更年期の専門医が教えます
- 今の生活が「しんどい」なら「命の前借り」をしている証拠。知らずに「疲れを溜めてしまう」生活習慣とは【医師監修】
- 【徹底検証Hip Fit】はいて1日23分、ながらで使える手軽なヒップトレーニング!SIXPADの女性向けショーツタイプEMSで「ヒップから健康」は叶う?
- 「1年で約6倍」老化スピードが速い人と遅い人、その違いは?美人女医が伝えたい老化を早める3つの原因【医師監修】
- 「一度使ったらやめられない」人気スタイリストも40代編集もリピ買い中の『涼ブラ』って?「滝汗でも不快感なし」「つけ心地がラクなのに~」続々と魅了される理由とは?
- ゲッターズ飯田「引っ越すときに確認すべきたった一つの大切なこと」とは?運気を上げる心構えの基本は
- 57歳「更年期が終わったあと」には何が起きますか?美容ジャーナリスト・小田ユイコさんの場合は