#101 ご無沙汰女子が「恋を始める」には?【40代編集長の婚活記】
それでも出てくる悪いクセ
アサミ「わかったわ。まずは知ってる人の魅力再発見ね」
ロンドン「ディスカバーフレンズよ!」
アサミ「あとは一目ぼれ? 一目ぼれの仕方がわからない」
ロンドン「二目ぼれでも三目ぼれでもいいのよ。よく行くお店でちゃんと見てみなさいよ。僕だって六目ぼれよ」
アサミ「よく行く店のマスター、既婚だわ」
ロンドン「それは残念。じゃナンパ待ちでもしたら?」
アサミ「待ってても誰もナンパしてこないわよ。仮にあってもナンパしてくる人なんて軽そうだし……」
ロンドン「またアサミちゃんは決めつける~」
アサミ「あ、すみません」
ロンドン「あら、素直ないい子。そうよ、そういう素直さが恋を引き寄せるのよ。とりあえず来るもの拒まず」
アサミ「はい。わかりました」
やっぱりゲイはスキンシップがお好き
なんだか最後はすっかり、ロンドンくんが恋の伝道師になっていて、私が教えを乞うみたいな形になってしまった。よく考えたら、ロンドンくんだってまだ恋が成就してないのにね(笑)。
ロンドン「今夜は久しぶりに会えてホントよかった。楽しかったわ」
アサミ「私も。いろいろ教えてもらったし」
ロンドン「ありがとう。はい、握手」
そう言って、右手をスッと出してきたロンドンくん。別れ際に握手をするなんて普段ないからちょっと戸惑ったけれど、私も手を出しギュッと握手をして別れた。
やっぱりスキンシップが好きなのね、ゲイって。そういえば以前によく仕事をしていたそっち系のヘア&メイクさんも、仕事終わりにギュッと握手をするのがお約束だったわ。
そして、小刻みに小さく手を振りながら、ロンドンくんは去っていった。こんな可愛らしい仕草もゲイっぽいというか、女子っぽい。
「恋を始める」ために大切な5つのこと
恋多きロンドンくんから教わった、オトナの恋の始め方で大切なのはこの4つ。1.考えすぎない。
2.自分に素直になる。
3.ディスカバーフレンズ(笑)。
4.出会い方も気にしない。
うーん、守れるかどうかわからないけど、努力はしよう。少なくとも彼はつねに恋できているのだから。
あと、私自身の経験から、これも大切なのかなと感じた。
5.時間と心に多少の余裕があること。
仕事や自分自身のことでいっぱいいっぱいだと、恋愛をする気にはなれない。私は40代半ばになってやっと、時間と心に少しは余裕が持てるようになったんだと思う。
「出会い方」にこだわっていたけれど
ロンドンくんと再会してから、しばらく考えていた。
婚活〇〇じゃなくてもっと自然な出会い方をしたいと思っていたけれど、その考え自体が出会いを遠ざけているのかもしれないと感じた。
つまらないこだわりは、やめよう。
私はいま「恋をしたい」「恋愛する相手と出会いたい」のであって、「知り合い」や「友達」を増やしたいわけではない。「自然な出会い」にこだわって、カウンターのあるバーに行っている場合じゃない!
そんなとき、2歳年下の婚活中の独女から連絡があった。
年下独女「アサミさん、その後、婚活はどうなんですか?」
アサミ「どうにもなってないわよ。持ち駒ゼロです」
年下独女「じゃ、個室婚活に行ってみません?」
アサミ「個室婚活? 何それ」
年下独女「婚活パーティなんですけど、全部個室で区切られてて1:1で話すんです」
アサミ「そんなのあるんだ。行く! 行ってみる!」
出会いのカタチにこだわっていちゃいけない! 新たな出会いを求め、私は久しぶりに「個室婚活」という婚活パーティに参加してみることにした。
【次週、個室婚活パーティに参加! どんな出会いが待っているのか? 続きはコチラ】
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