
今、子どもがいない女性こそ考えたい。地域や境遇、世代のつながり
「違う属性」の人たちとの接点を維持するのも重要
お互い共感し合えるとはいえ、同じ属性同士だけの付き合いでは、視野が狭くなってしまいます。子どもがいるママ達からも、知らない話が聞けて「へぇ~」と思うことが多々あります。最近では、子どもの服にクリップやピンで取り付けられる「移動ポケット」は、二人に一人は持っている便利アイテムだと聞き、付けている子どもに注目するようになりました。ママならみんな知っていることも、子どもがいないと全く分からないことがあるので、異文化の情報を教えてもらっている気持ちになります。
子どもの世界だけではなく、いわゆる「ゆとり世代」と呼ばれる若者たちとは、世代間ギャップを感じることがあるのではないでしょうか。いつの時代も若者と中年層では、育ってきた時代背景や環境から価値観の違いが生じます。とはいえ、どの時代も若い世代が新しいテクノロジーや文化をリードしていきます。近い将来は、幼い頃からスマホに触れている「スマホネイティブ世代」が新しい時代を作っていくでしょう。
そんな若者世代との接点は現役で働いている間は持てますが、定年後の“おこなしさま”は子どもも孫もいないので、若い世代の情報が日常的に入ってこなくなります。シニア世代になると、子どもや孫から教わり覚えることは色々あります。“おこなしさま”は意識的に下の世代とも交流をしていかないと、時代の波から取り残されてしまうかもしれません。
「ご近所付き合い」が自分の身を守ることになる
「近所に友達はできた?」 引っ越すたびに母親に聞かれるのですが、近所の方とはあいさつ程度で一緒に出かけたり、家に遊びに行くほどの友人関係には発展しません。元々、社交性のある性格でないこともありますが、子どもという共通項があった方が関係性は作りやすいような気がします。母親世代では近隣住民との交流が活発で、私も幼い頃はよく近所の子ども達と一緒に遊び、家族ぐるみで仲良くしていました。
都心では隣に住んでいる人を知らないことがめずらしくない昨今、地域のネットワークに属さなくても困らずに暮らしていけます。ただ、東日本大震災以降は「絆」をキーワードに、つながりを大切にする意識が高まってきました。2016年4月には熊本地震が発生し、近年は大きな自然災害が続いています。
大規模な災害が起こると、地域の助け合いが力になります。そんな時に近所に誰も知り合いがしないと、とても心細くなると思うのです。自分の存在を周囲に知られていないと、安否確認が遅れる可能性もあります。30年以内に70%の確率で発生するともいわれている首都直下型地震。特にひとり暮らしをしている方は、近隣住民と関わりをもっておいた方が何かあったときに安心です。
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