『豊臣兄弟!』14話で、藤吉郎(池松壮亮)に「鎮痒剤」を「痛みが和らぐ秘伝の薬」として渡した家康(松下洸平)。70代半ばまで生きた超健康志向の徳川家康から学ぶ健康法とは
家康は病気を乗り越えて「天下人」に!
家康は粗食を好んだだけでなく、水泳や鷹狩りなどを積極的に嗜むなど、スポーツマン的な一面も持っていました。しかし、家康は“病知らず”ではなく、自身も病や体調不良に苦しむこともありました。例えば、44歳のときには背中の癰(よう)に苦しめられ、激しい痛みとともに発熱を伴うこともありました。
さらに、関ヶ原の戦いの約2カ月前、家康はわらわやみ(高熱を伴う重い病)にかかり、病み上がりで戦いに臨みました。この戦いで家康は実質的に天下を掌握し、江戸幕府を開く基盤を整えました。わらわやみ回復後すぐ、石田三成らを相手に勝利したのは、まさに驚異的ですね。
<<本編のふりかえり:「ここは地獄じゃ」。姉川の戦場で小一郎と藤吉郎が目にした、乱世の恐ろしさ。信長、家康、長政、それぞれの思惑は……【NHK大河『豊臣兄弟!』15話】
<参考資料>
奥田昌子『日本人の病気と食の歴史』加耕ベストセラーズ、2019年
加来耕三 『徳川家康の勉強法』プレジデント社、2023年
河合敦『戦国武将は戦がないとき、何をしていたのか』ポプラ社、2026年
徳川宗英『徳川家に伝わる 徳川四百年の裏養生訓』 小学館、2018年
この記事は
アメリカ文学研究/ライター
西田梨紗
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