あなたは経験ありますか? 人生で初めて「痴漢にあった」かもしれない話

とっさに私がやったこと

とっさにその男性を斜めからジッと見ながら、ハッキリした声で言いました。

アサミ「アンタ、いまなにやってたの?」

男「何もやってないですよ」

私の顔を見ずにぬけぬけとそう言った男。さっきファスナー上げているのを見たのに!

アサミ「ファスナー上げてたよね?」

男「上げてません」

アサミ「見ましたよ」

男「何もしてませんよ」

そう言われると何かしていた証拠を探すしかありません。混雑で見にくいながらも、そのときはいていたロングスカートが汚れていないかチェックしたが、特に何も変化はなし。

周囲の人は誰もノーリアクション。私とその男の会話は聞こえているだろうけれど、誰もノーリアクション。男の後ろに立っていた白いイヤホンをした男性と一瞬、目が合ったけれど、サッと目を逸らされました。

 

痴漢疑惑の男の風貌

痴漢にあったという証拠は何もない。あるのはただ、私の不快な感覚とファスナーを上げる一瞬を見たということだけ。

男の腕をつかんで渋谷駅で降りようか? 恵比寿から渋谷に向かう電車内でその男を斜め前からジッと観察しながら、どうしようか考えました。

身長163cmで7㎝のハイヒールを履いていた私よりはちょっと背が高い。173cmくらいか。黒のパーカーにデニム、黒ブチのメガネ。髪はほんの少し白髪がある短髪の黒髪。年齢は30代後半から40代前半という感じ。

帰宅途中の会社員という感じではないけれど、ものすごく怪しい感じでもない。太っても痩せてもいない、中肉中背。カジュアルな服に身をつつんだ、フツーっぽい男。

 

渋谷駅に到着して

こういう男が痴漢みたいなことするんだ。そんなに体が大きいわけでもないし、とりあえず今は静かにしておいて駅に着いたところで捕まえよう、と考えました。

渋谷駅に到着。

即座に男の腕を掴んだけれど、私よりドアに近い場所にいたその男は、逃げるように振り払ってホームへ降りていきました。私も急いで追いかけたけれど、ホームに降りたときにはもう、その男の姿を見失ってしまいました。

結局、逃げられたわけです。

ただ、ホームで捕まえたとしても何の物的証拠はなかったし、第3者による目撃談もなかったわけで。

痴漢行為に対して声をあげたとしても、捕まえることも、証明が難しいことも実感しました。

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