40代でも早すぎない。「遺言書」を書くと老後が整理できる
「自分は何が不安なのか」具体的に考えてみる
「老後資金が不足したらどうやって生活していこう」
「将来、要介護になったら誰にサポートをお願いすればいいのか」
「自分が認知症になったら一人で暮らしていけるのだろうか」
「遺産の行先は決めておいた方がいいのかな」
「私の葬儀は誰が取り仕切ることになるのだろう」
子どもや孫がいない老後に漠然とした不安を抱えていますが、老後生活に対する知識と対策を知ることで不安は軽減できます。ほとんどの人が老後のことが心配なのに問題を先送りして、その場になるまでなかなか考えないものです。老後や死後のことを考えるのはまだ早いと思われるかもしれませんが、“おこなしさま”の場合は、その時になってからでは遅すぎます。
子どもがいなくても老後の対策はできるし、子どもがいないからこそ老後に向けての対策が大事なのです。「知らなかった」というだけで大変な思いをしないよう、“おこなしさま”に必要な情報を味方につけて、賢い老後術を身につけましょう!
「知らなかった」では済まされない!40代から始める老後の下準備 【おこなしさまという生き方 Vol.22】
次回からは、“おこなしさま”の老後不安をサポートする具体的な知識や対策法を取り上げていきます。
【OTONA SALONE編集部より】
今回冒頭で触れた、「親の家を片づける」問題。決して楽しいことではない、けれどもどこかで向き合うことになる人生の課題の一つです。この分野は、実は主婦の友社のシニア女性向け月刊誌『ゆうゆう』がパイオニア。先輩たちが歩んできたさまざまな道のりは書籍にまとめられ、コンスタントなご好評をいただいています。今回のくどうさんの記事をきっかけに興味を持たれた方、まさにいま直面している方、また、身の回りにお困りの方がいらっしゃるなら、ぜひ手にとってみてください。きっと私たちはお力添えできるはずです。電子版も配信中です。
『親の家を片づける』 本体1,300円+税/主婦の友社
ある日突然、膨大な老親の荷物や家の整理と処分が、あなたの身に降りかかってきたら、どうしますか?
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