#122 それホント? 男性と香水のカンケイについて【40代編集長の婚活記】
グラスを手にしたとき
オーダーしたランチの、ドリンクとサラダが運ばれてきた。ほめられてまたドキドキしたせいか、私はものすごく喉が渇いていた。すぐにアイスティーのグラスを手にした。すると、ジェントルさんがまたちょっと裏声がかった声をだした。
ジェントル「あ、今日もツメ、カワイイですね!」
3週間経過していたので、前回とはネイルアートをチェンジしていた。今回は猫のシルエットのアート。
アサミ「ありがとうございます。また猫ネイルにしちゃいました。いま、自分の中で猫ブームで」
ジェントル「カワイイ。よく見せてもらってもいいですか?」
アサミ「はい」
そう言って、彼の前に手を出した。ネイルアートがカワイイなんて、前回と同じ流れじゃない! 女子ウケする店選び、香水、ネイルアート……。やっぱり彼はゲイか。そっか。
その瞬間は、突然やってきた
その時だった。彼は私の手をキュッと持って、自分の顔に近づけた。え、ジェントルさん、え、何⁉ さっきと変わらぬ表情で私の手を持ってネイルを見つめるジェントルさん。それに反して、たぶんびっくりした表情になっている私。
男性に直接、手を触れられるなんて、いつ以来だろう……。
トクトクトク。
自分の脈が早くのを感じた。タクシーで隣に座ったときにただよってきた香りからドキドキが始まっていた2回目デート。なにげなくジェントルさんに手を触れられて、想像以上に緊張している自分がいた──。
【手を触れられただけで緊張する恋愛ご無沙汰女子! これはどういうこと⁉ 続きはコチラ】
#123 ギュッと手を触れられて…。2回目デートに起こったこと【40代編集長の婚活記】
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『40代ご無沙汰女子の、ざんねんな婚活: 婚活して初めて気づいた、人生において大切な17のこと』
著者:浅見悦子
単行本: 288ページ
出版社: 小学館
ISBN-10: 4093886601
ISBN-13: 978-4093886604
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#121 自分から「連絡できない」。恋愛ご無沙汰女子にありがちなこと【40代編集長の婚活記】
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