行き当たりばったりの節約はNG!40代おひとりさまの正しい貯金術4選

「貯金がなかなかできないわ」そう嘆く方がいます。

世の中には、貯金ができるタイプとできないタイプの人間がいます。さらに、貯金ができないタイプの中には、「だらしがないから貯金が貯まらない人間」と「貯める方法が分からないだけのしっかりもの」がいます。

どうやら、読者の方々の中には、「貯める方法がわからないしっかりもの」がたくさんいらっしゃるようです。今回は、ファイナンシャルプランニング界でマニュアル化されている貯金の基礎知識を共有して、みなさんに貯金のプロになってもらおうと思います。

 

1・貯金のめやすは月いくらかを知る

まず、給料の数分の1を貯金できるようにめやすを設定します。給料を毎月すべて使ってしまっているのなら、身の丈にあっていない生活をしている可能性大です。

 

独身で特別な理由がなければ手取りの30%、無理のない範囲でちょっとずつ始めるのであれば手取りの20%を毎月貯めていきましょう。配偶者が働いておらず子どもがいる場合は、5%から10%を目指します。

 

45-49歳女性の給与所得者の平均所得額は310万円なので(民間給与実態統計調査平成29年度)、税・社保を引いた手取り月額平均は、ボーナスなしの場合でおよそ月額20-25万前後と仮定できます。20万円の場合、30%は6万円、5%なら1万円です。

 

2・何も考えず節約しない

貯金を考えたときに、誰でもやるのが「節約」です。収入を増やすか支出を減らすかしないとお金は貯まりません。会社員が自らの意思で収入増やすのは容易ではありませんので、支出を減らそうと考えます。そうすると、ほとんどの方が「なんとなく節約」しようとします。

 

コンビニでお菓子を買おうとして諦めたり、お昼をサンドウィッチからパン一つに変えたり、友人からの会食の誘いを断ったり、目の前の出来事に対してお金を使わない“受け身の節約”をします。

 

受け身の節約だけでは、お金は貯まりません。もっと“攻めた節約”をする必要があります。まず、過去の支払いを見直します。預金通帳、クレジットカードの明細を用意して、使用履歴を確認します。貯金ができない方は、自分が何に使ったかを把握していないことが多く、「いつのまにかお金がなくなっちゃう」と思っています。

 

そこで、通帳やカードの明細などで半年分の履歴を見て、節約できる支出がなかったか確認しましょう。それを受けて「これはいらなかったな」とか「このときこれを買ったから、買い換えるのはよそう」と考えて将来の大きな支出を減らします。

 

3・固定費の把握

通帳やクレジットカードの履歴を見ると、電気・ガス・水道・携帯料金・インターネット料金・家賃・月謝といった固定費を再認識することができます。毎月、必ずかかるお金がどれくらいあるのかを把握し、給料と比較して、いくら残るのかを知りましょう。

 

そうすると、残額から、貯金すると決めた金額を引き、残りがあなたの月の予算となります。月いくらと予算を決めても、それを一定のペースで守るのは難しいので4で割り、週の予算として財布に入れて使うと予算を守りやすくなります。

 

4・貯金は給料日に

貯金でよくある間違いとして、毎月節約して余ったお金を銀行口座に入れる方法があります。これは、方法としてはまったく逆です。貯金は何よりも先駆けて行います。給料が入ったときに、予め決めておいた金額を、給料の振込先でない別の銀行口座に移すのです。

 

この口座は入金専用なので、どんなことがあっても引き出しません。支出は、給料の振込先口座だけでまかないます。週の予算を決めているので、もし週の終わりにお金が余れば、それも入金専用の口座に預けてしまいます。

 

予算が決まっていると、義務感が生まれ、なくても良い支出を削れるようになります。また、貯金が貯まっていくと、預金通帳に印字された数字が増えていくので、それを見るだけで達成感や充実感を覚えるようになり、貯金が楽しくなります。

 

 

貯金をするには、行き当たりばったりで節約するのはNGです。予算を決めてその予算内で生活するために節約をする、というルールを設けることが長く続けるコツになります。お金の履歴を把握するのが難しければ、会計アプリを使って、預金口座やクレジットカードを連動させましょう。毎日の支払いも入力すると、すぐにそれまでの支出を確認できて、自分のお金の動きがひと目で分かるようになります。

 

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#9・行き当たりばったりの節約はNG!正しい貯金術4選

#10・40歳独身の会社員が、定年までに貯めておきたいお金はいくらか?

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