白髪に悩む40代、50代必見!自宅でムラなくきれいに染めるために知っておきたい「意外と見落としがちなポイント」とは?【毛髪診断士が解説】
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40~50代になると増えてくる髪に関するお悩みの中で、間違いなく筆頭に上がるのが「白髪」。自分で白髪を染めて色ムラができてしまったり、染め残しにげんなりしたといった経験、ないですか? 自分で白髪を染める方法は、多くの人が誰から習うこともなく自己流で始めるせいか、簡単には理想の仕上がりになってくれません。そこで、国際毛髪皮膚科学研究所の代表理事で毛髪診断士の本山典子さんに、白髪をムラなくきれいに染めて長持ちさせる方法を教えていただきました。
白髪をムラなくきれいに染めるコツは?
――本日はよろしくお願いいたします。読者も私も白髪に悩む世代ですので、今回の対談を楽しみにしていました。本山さんご自身は、白髪のお悩みはありますか?とても美しい黒髪でいらっしゃいますが。
「ありがとうございます。実は私も白髪はありますよ。セルフでの白髪染めや白髪をカバーするスプレーなどを使って、月に1~2回、主にメディアや講演会の出演前に黒く染めています。髪にとっては本来なら染料を使わない自然な状態がベストですが、白髪によって人目を気にしたり、気分が下がったりするくらいなら、白髪を隠すアイテムに頼って、おしゃれや人とのコミュニケーションを楽しんだほうがいいのではないかと思っています」
――白髪はどの辺りに多いですか?
「顔側にいくほど多く生えていますが、もっとも気になるのは顔まわりの生え際です。できるだけ髪に負担をかけないように、なるべく気になる部分だけを染めるようにして、全体的に気になってきたら全体を染めています」
――ムラなくきれいに染めるコツはありますか?
「白髪はきちんと染めるのが難しいので、『ケチらず、ベタ塗り!』が、私の鉄則です。少量の染料を薄く伸ばすと塗りムラができ、結果として色ムラになります。塗り直すのは時間も手間も髪への負担もかかりますから、最初から髪を覆い隠すイメージでたっぷり塗ったほうが得策です。もちろん、商品によって適量があり、パッケージや説明書に書いてありますので、その範囲内でケチらないことがポイントです。特に顔まわりの生え際は脂分が多くて染まりにくいので、しっかり塗りましょう。白髪染めの商品は、ブラシやハケで塗るクリームタイプや手で塗る泡タイプが代表的ですが、ご自身が塗りやすいと感じるタイプを選ぶことも大切です」
――たしかに、残りを取っておいてまた使えるタイプの白髪染めだと、ついついケチってしまいがちです。他にきれいに染めるコツはありますか?
「意外に知られていない仕上がりを左右する大事なポイントがあります。手で塗るタイプの場合は、塗るときに付ける手袋の大きさです。手袋が大きすぎて指に合っていないと、うまく指で髪に塗布できず、結果として塗りムラになってしまいます。
もうひとつ、塗った後の放置時間を守ることも、きれいに染めるポイントです。白髪染め商品には必ず、塗った後の放置目安時間が書かれています。各メーカーさんは、塗ってから染まりきるまでの時間をきちんと計算した上で記載しています。その時間よりも短すぎると、染まりきるまでの時間が足りず、染まりが悪くなります」
白髪染め剤を塗ったあとは長く放置しても意味がない!?
――反対に、長く放置するほどしっかり染まりますか?
「残念ながら、長く放置しても意味がありません。市販の白髪染め剤の多くは、2種類の液体を混ぜた化学反応で髪を染めます。反応してしまった後は、それ以上変化することはありません。すでに化学変化して髪は染まったのに、それ以上放置してもさらに染まることはないんです。
また、各メーカーさんは染料に対するアレルギー調査をした上で適正な時間を決めていますので、その意味でも、決められた時間を守ってほしいです。
――アレルギーになる前に予防する方法はありませんか?
「まずは使用する48時間前に毎回パッチテストをしていただき、そこで異常があった場合には絶対に使用しないでください。また、染めている最中に頭皮がムズムズしたりピリピリと感じたりしたら、健康維持のために使用を中止したほうがいいかもしれません。他に、染めた後にフケがでたり、頭皮から強い臭いが発生したりする場合も、使用を続けず医師などに相談したほうがいいでしょう。
白髪染め剤は、基本的にメーカーが適正な量と時間を計算してくれていますので、決まりを守って正しく使い続けることが、愛用し続けるための対策になります」
――塗るときの髪の状態で仕上がりに差はでますか?
「でます。例えば、頭皮に汚れや皮脂がたくさん付いている状態で染料を塗ると、清潔な状態よりも染料が髪に届きにくくなり、染まるまでに時間がかかります。
合わせて、染める日や前日のシャンプーは、赤ちゃんの柔らかい頭皮を洗う気持ちで、刺激を与えないように、特にやさしく洗ってください。みなさんご存じのとおり、ヘアカラーが頭皮に与える刺激はゼロではありません。なるべく頭皮の状態を健康的に保っておくことをお勧めします」
手軽な「泡」としっかり塗れる「クリーム」のハイブリッドが理想
――白髪染め商品には、クリームタイプと泡タイプがあります。選び方の基準を教えていただけますか?
「泡タイプは手で揉み込みやすい点が特長ですので、手軽さ重視の人や初心者向きです。クリームタイプは泡タイプよりも髪にピタっと密着しやすいので、根元や生え際の白髪にしっかり塗りたい方におススメです。欲を言えば、使いやすくて、かつしっかりと染められる『ビゲン 泡クリームカラー』のようなクリームと泡の良いとこどりタイプがいいですね」
――「ビゲン 泡クリームカラー」は、泡タイプ利用者の「生え際や根元などに染料がしっかり密着しにくい」という悩みと、クリームタイプ利用者の「塗るのが難しい」「塗り残しがでやすい」という悩みに対応するように開発された商品だそうです。
「すごい開発力ですね!泡のほうが手軽で後頭部まで塗りやすいけれど、クリームのほうがしっかり染まる。双方のメリットを合わせている点は魅力です。特に、ピンと立ってしまう白髪を染めるにはクリームの重さが必要ですが、泡のほうが上手く塗れるので、クリームのもっちり感と泡の塗りやすさの両方があると、きれいに塗れる人が増えると思います。
「手にとってみると、とにかく髪への密着力がすばらしい! 実際に顔まわりと前頭付近の白髪に塗布してみましたが、泡よりも重みがあるので密着性が高く、もっとも塗りにくい、もみあげ部分やこめかみ部分にも楽に塗れました。
白髪染めは塗り方にコツが必要だと思っているのですが、「ビゲン 泡クリームカラー」は、クリームの重みがあるぶん、かなり使い勝手がいいと思いました。また、ヘアカラー特有のツンとしたニオイが気にならない点もうれしいですね。
私の髪色は黒ですが、いまは明るい色にカラーリングしている人が多いので、ブラウン系のカラーバリエーションが豊富でトレンドのアッシュ系も選べる点もいいですね」
――ただ、白髪のなじみが悪く白髪の浮きや赤みが気になる方も多いですよね。
「『ビゲン 泡クリームカラー』は赤みを抑えた髪色で、白髪と黒髪のなじみのよさにこだわって開発しているようなので、そういったお悩みのある方にも良さそうですよね」
――染めた色を少しでも長持ちさせる方法はありますか?
「ヘアカラーをしている方は、シャンプーの回数を減らすなどして髪への負担を減らすことが大切です。そして、カラーリングした髪用のシャンプーを使ったり、シャワーヘッドを塩素除去タイプに変えたりすると色が落ちにくくなります。水道水に含まれる塩素はカラー剤を落とす作用があるので…」
――ヘアケアをしっかりして健康的な食生活と運動をすれば、白髪が生えなくなることも期待できますか?
「残念ながら白髪の増加を止めるのは難しいです。ただ、健康的な食生活と睡眠、運動を心がけ、頭皮や髪を健康に保つことで進行を緩やかにすることはできますよ。頭皮マッサージやブラッシングなど、血流を促進させる頭皮ケアもおすすめです。白髪染めと併せて対策することで、白髪とうまく付き合っていくことができると思います」
――ありがとうございました。本山さんのように白髪を隠す対策をしていてもツヤのある髪を目指して、できることから始めます!
手軽な泡としっかり染まるクリームのいいとこどりが実現
『ビゲン 泡クリームカラー』(医薬部外品)
セット内容は(左から)1剤(50g)+2剤(40g)入りボトル(保護キャップ付き)、使用説明書、アフターカラー美容液(5mL)、専用手袋
「泡」の塗りやすさと「クリーム」の染まりを両立した泡クリームタイプの白髪染め。手で塗れるので、自分では見えにくい後頭部までしっかりカラー剤が届く。細かい場所まで塗りやすいよう、指にフィットしやすい手袋付き。
全10色(2Nブライトブラウン、3Nシフォンブラウン、3Bキャメルブラウン、4W
モーヴブラウン、4Nフォギーブラウン、4M、リーフブラウン、4Aヴェールアッシュ、5N
ナチュラルブラウン、5Aダークアッシュ、6Nダークブラウン)
豊富なカラーバリエーションで、カラーリングした髪にも使える。
【お話を伺ったのは…】
本山 典子さん
PROFILE
短大卒業後、「シャンプー好き」が高じて美容師免許を取得。美容学校教職員、美容室勤務を経て、ヘアケア商材を扱うメーカーに入社。12年間、ヘアケアメーカーの事業部長として企画開発、営業、販売などに携わりながら、毛髪ケアの独自スキルを活かしたヘアケア指導を世界12カ国で行う。2015年からは社団法人 国際毛髪皮膚科学研究所代表理事に就任。内閣府認定(公社)毛髪診断士認定講師、毛髪技能士などの資格を有する専門知識と企業で培ってきたビジネススキルを活かして幅広いジャンルで活動中。
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