激務で「イクメン」を挫折、妻ともレスに。42歳男性、外資系コンサルに転職したその日から悪夢は始まった(前編)
近年、「イクメン」という言葉がすっかり定着し、育児に積極的に参加する男性が増えてきました。SNSやメディアでは、“理想的な父親”としてキラキラとしたイクメンの姿が称賛される一方、現実には仕事や家庭の事情で理想通りに動けず、苦悩を抱える男性も少なくありません。育児と仕事を両立させることは、思った以上にハードルが高く、気がつけば夫婦間のコミュニケーションが不足し、会話が噛み合わなくなる、レスになるなど悩みが拡大するケースも多いのが実情です。
今回インタビューを行ったのは、まさに「イクメンを目指していたものの、現実の厳しさに直面している」という結婚6年目のトシヤさん(42歳・会社員)です。もともとはメーカー勤務で安定したキャリアを積んでいたトシヤさんは、出世と年収アップを狙い、外資系コンサルティング企業への転職を果たしました。
共働きの妻(35歳)と3歳の子どもを支えながら、 “イクメン”としても張り切っていたトシヤさん。しかし転職先の想像以上の激務に追われ、気づけば夫婦ともに育児と仕事のバランスを崩してしまったのだといいます。
今回は、家庭の問題や社会課題を男性側の視点で捉え、執筆を続けるライターの山下あつおみが、夫婦関係の危機に直面したトシヤさんの苦悩や、赤裸々な本音、そこから見えてくる“男性の育児・仕事両立の難しさ”について、じっくりお話を伺いました。
【無子社会を考える#23】前編
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家庭関係研究所
山下あつおみ
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