痩せる、疲労回復、不調改善!たっぷり食べたい和の発酵食品とその効果

何となく体にいいイメージはあるけれど、具体的に何がどういいのかはよく知らない身近な食べ物たち。体力が落ちがちな季節、積極的にとりたいものとその理由を知っておいて損はありません! 中でも、菌や酵素の力を利用した4つの発酵食品と、その効果を改めてご紹介します。

目の下のクマが改善される?麹菌で作る冷やし甘酒

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冬の飲み物という印象がある甘酒ですが、実は俳句では夏の季語。江戸時代には夏場に甘酒売りが街を売り歩いたのだそうです。日本酒の酒粕を使う甘酒もありますが、おすすめするのは米に麹を加えて作ったノンアルコールのタイプ。麹菌の酵素で米のデンプンが糖化され、あのコク強い甘みが生まれます。気になる美成分は、主にビタミンB1、B2、B6。パントテン酸、ビオチンなどのビタミン類も豊富に含まれます。ビタミンB1は糖質をエネルギーに変えるビタミンなので、夏場の素早い疲労回復に向きます。ビタミンB2はエネルギーの代謝に深くかかわるビタミンなので、肥満防止や動脈硬化の予防、疲労回復、美肌づくりに。腸内の善玉菌のエサになるオリゴ糖や、その他の成分で、腸の環境を整える働きもあります。ちなみに、森永製菓の研究によれば、「“酒粕”と“米麹”を使用した甘酒」で「目の下のクマ」「髪のつや」「朝の目覚め」などに改善が見られたのだそう。

 

ぬか漬けの植物性乳酸菌で腸内環境を整えて

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塩分を気にして食べ控える人もいる漬物ですが、疲れがたまった夏場はぜひぬか漬けを。野菜を食べることそのものが体調管理につながりますが、ぬか漬けにすればさらに米ぬかが豊富に含む栄養素と、発酵させたぬか床が持つ乳酸菌の両方も摂取できるのです。漬け物の乳酸菌はヨーグルト等の乳に生育するものとは違い、「植物性乳酸菌」と呼ばれるもの。栄養豊富な乳に比べればはるかに厳しい環境で生育する植物性乳酸菌は、胃酸で死滅せず生きて腸まで届く可能性がより高いと考えられています。もちろん、死滅した菌も腸内の善玉菌のエサになりますから、あわせて腸内環境を整え、全身の健康状態を改善します。また、ぬかが豊富に含むビタミンB1は、よく知られる疲労回復のほか、糖質の代謝を助けることによってエネルギーを脳に届け、脳神経の働きを正常に保ちます。脳の神経伝達物質の合成にかかわっているので、認知症の予防にも効果があるとされます。

 

納豆菌は大豆に有用成分をたっぷりとプラス

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「枝豆」と「大豆」の違いってご存知ですか? 成熟する前の青い状態の大豆が「枝豆」なのだそう。枝豆は江戸時代から真夏の食べ物として親しまれており、現在ではだだ茶豆など専用品種が栽培されています。これら栄養豊富な大豆を蒸し、納豆菌で発酵させて作るのが納豆。発酵の過程でさらに有用な成分がプラスされるんです。まず、ナットウキナーゼという、ねばねば部分に含まれるタンパク質分解酵素。心筋梗塞や脳血栓を起こす血栓を溶かします。また、ビタミンB2は大豆の倍近く含まれており、脂肪の代謝を助けて肥満防止や動脈硬化の予防に。そのほか、大豆がもともと含む、ビタミンE、イソフラボン、大豆レシチン、タンパク質、カルシウムなどの栄養素もプラス。ビタミンEは強い抗酸化力で細胞膜の酸化を防ぎ、イソフラボンは女性ホルモン同様に働きます。大豆レシチンには記憶力を高めたり、コレステロールを低下させたりする働きが。夏バテからの回復に、ぜひ活用したいですね。

40代女性に欠かせない、みその麹と大豆

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毎日の味噌汁のほか、夏野菜にディップして気軽に食べたいのがみそ。大豆に米、麦、豆などの麹と塩を加え、発酵させて作ります。赤みそ、白みそなど地域ごとの種類が多いのも特徴で、一説には全国になんと300種類以上あるとも。材料・製法もさまざまなのです。熟成する過程で増える褐色成分、メラノイジンは体内で抗酸化機能を発揮し、各種がんを抑制します。みそ汁の摂取が多いほど、胃がんのリスクを下げる、乳がんになりにくいなどの研究も。もともと大豆が含んでいる有用な成分も豊富。良質のタンパク質のほか、脂質、炭水化物、食物繊維、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、ビタミンE、ビタミンB1、葉酸などが含まれます。記憶力を高める大豆レシチン、女性ホルモンのように働くイソフラボン、抗酸化作用がありコレステロール値を下げる大豆サポニンなども。夏場だけでなく、40代女性の暮らしそのものにとってきわめて有用な食べ物なのです。

 

 

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