「寒い季節もトイレを気にせず出かけたい」40代・50代女性の頻尿問題、医師が教える対策とは
「水分を摂らない」だけじゃない頻尿対策

Photo:O-DAN
トイレが心配でも、水分を極端に控えると脱水につながるおそれがあります。食べ物に頼る前に、排尿習慣や飲み方、冷えへの対策を見直してみましょう。
膀胱を鍛える
少し尿意を感じるたびにトイレへ行く人には、排尿の間隔を少しずつ延ばす「膀胱訓練」が行われることがあります。自分に適しているかを医師に確認し、最初は数分待つ程度の無理のない範囲から始めてください。
ただし、排尿時の痛みや血尿、発熱があるときは、我慢せず先に受診してくださいね。また、尿が出にくい人も自己判断で訓練を始めないようにしましょう。痛みに耐えたり、長時間我慢し続けたりする方法ではありません。
飲み物を飲むタイミング・量・種類を意識する
コーヒーや緑茶、紅茶に含まれるカフェイン、アルコールは、尿量や尿意に影響することがあります。飲む量を減らしたり、夕方以降は白湯や麦茶などのカフェインを含まない飲み物に替えたりしてみましょう。
水分は日中に少しずつ摂り、寝る直前の一気飲みは控えてください。また、腹巻きや靴下で下腹部や足元を冷やさない工夫も大切です。暖かい室内から寒い屋外へ出るときは、上着を着てから移動するなど、温度差にも気を配りましょう。
骨盤底筋運動
膀胱や尿道を支える骨盤底筋を鍛えることは、尿漏れの改善や、急な尿意のコントロールに役立つ場合があります。
おならを我慢するように肛門や膣の周りをきゅっと締め、3秒ほど保ったら、十分に緩めましょう。息は止めず、おなかやお尻に力を入れすぎないよう意識します。少ない回数から始め、無理なく続けてください。排尿の途中で尿を止める練習は避け、うまくできないときは医療者に相談しましょう。
▶「頻尿」対策になる漢方は?
この記事は
医師
木村眞樹子
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