【40代編集長の婚活記#179】筋肉男子・ジムさんには「意外な過去」があった…⁉

やっと食前・筋トレからの解放

シャンパンが運ばれてきて、筋トレ教室からはやっと解放された。これで気楽に楽しめると思ったのも束の間。ジムさんはシャンパンを飲み干す前に、店員さんを呼び止めた。

ジム「このあと僕はノンアルコールにさせてもらうね」

ヘアメイク「オッケー。いつものことだもんね」

お酒が苦手なのか、と思った。

アサミ「無理しないでください! お酒、苦手でいらっしゃるんですか?」

ヘアメイク「苦手なわけじゃないのよ。ジム、本当はめっちゃ飲めるの」

ジム「アルコールを大量に飲むとコルチゾールが分泌されて、筋肉を分解するからね。基本は1杯だけって決めてるんです」

アサミ「あ、そうなんですか」

 

「筋肉を分解するから」⁉

ス、ストイックだ……。

別に、お酒を飲まない男性に対してNGとかそういう気持ちはまったくない。なぜなら自分の父親がまったく飲めないからだ。お酒が飲めない体質だったり、たしなむ程度だったりするのは、男女関係なく普通にあることだととらえている。

ただ、筋肉を分解してしまうから飲まないというストイックな理由は初めてだ。

アサミ「以前はどのくらい飲んでいたのですか?」

ジム「浴びるくらい飲んでたね」

ヘアメイク「筋トレ始めても最初の頃は飲んでたよね」

アサミ「いつ頃から控えめになったんですか?」

ジム「ここ3年くらいかな。飲んでるころは筋肉のキレがやっぱイマイチだったと思うよ」

 

ゆるゆるな私の食生活

3年間、節度をもってお酒をたしなんでいる。それはそれでスゴイ。自己管理能力に長けている人だな。

それに比べて私って……。

ジムさんは、糖質だろうが脂質だろうが、好きなものを食べている私のようなゆるゆる人間のことを、どう思っているんだろう。

 

バゲットやフリットが運ばれてきた。

ジム「僕はそれ食べないから、お二人でどうぞ」

ヘアメイク「オッケー。アサミちゃん二人で食べましょう」

アサミ「あ、はい……」

美味しいイタリアンなのだけれど、全力で食事を楽しめない。なんだか後ろめたい気分になる。

 

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク