
18歳娘のコロナワクチン副反応。高熱、涙目、モデルナアームが痛々しい
翌朝、突如のジュディ・オング大会!!
翌日の早朝、ミナミさんは左腕の異変で目を覚まします。
「腕が上がらないのです。前方には何とか上がるのですが、横方向がまったくダメ。ご主人も長女も同じで『ジュディ・オングができない~』と次女も含めて爆笑で一日をスタートしました」
ただ、長女の高校には、念のため電話を入れて事情を説明。すると学校側も無理をせず、親御さんの目が届くところで経過観察をした方がいいとすすめてくれたそうです。ご主人も大事をとり、リモートワークになりました。
長女に異変、ついにきたかも
数日前に実母から体調がすぐれないと聞いていたため、もともと軽く様子を見に行く予定を立てていたミナミさん。「目が届く距離で…」との学校からの助言もあったため、車に長女を同乗させて実家に向かいました。
「母の元気が出るよう、おいしいパンを差し入れてあげようと途中パン屋さんに立ち寄ったのですが、パンをとる動作がツライ! 左腕が上がらないから、トングとトレイのどちらかしか持てませんでした。そこで、長女がトレイを右手で持ち、私も右手でトング。二人の力を合わせて何とかパンが買えました」
いつだって明るく朗らかな酒田家。共同作業で買い物をのりきった微笑ましいエピソードで朝のジュディ・オングに続いてもうひと笑いもつかの間。その後、実家で両親と昼食を済ませると、長女に異変が。
「長女が『なんだかダルい』と言いはじめたので、実家の和室で休ませることにしたのですが『畳がかたくて眠れない』と。仕方ないのでマットレスを敷いてあげたのですが、それでもかたいというのです。いつもは床で寝てしまってもスヤスヤ寝ているのにおかしいなと」
そこではじめて副反応が頭によぎったミナミさん。測ってみると案の定、37.8度。これ以上、熱が上昇して長女が動けなくなっては大変と、すぐに帰宅の途につくことにしたそうです。その帰宅の車中で、今度はミナミさんに発熱の兆しがあらわれます。
接種から24時間、酒田家にやってきた副反応ドミノ
「ハンドル操作がおぼつかないほどの倦怠感と身体の痛みで力が入らないのです」
発熱の兆候であることは火を見るより明らかでした。そんな中でも主婦としての責務を果たそうとミナミさんは動きます。
「夕飯はお惣菜を買って済ませようと思い立ち、慌ててスーパーに駆け込みました。でもこの頃には熱が上がりつつあったようで、カートを押しても、うまく脚が出ないのです。最低限の買い物をこなすことで精一杯でした」
やっとの思いで帰宅。玄関にたどり着いた時には二人ともヘロヘロで涙目でした。
熱を測ると38度。この時点で接種からちょうど24時間。
「仕事部屋から出てきた夫に騒動を説明。『俺はない』と断言する夫に熱を測ってもらうと、私の読みどおり、夫も38度ありました」
この日の夕飯は、最後の力を振り絞ってミナミさんが調達したお惣菜でしたが、ミナミさんと長女はほとんど手がつかない状態だったといいます。
「その晩は節々が痛くて、身体も視界もどんよりも重た苦しくてうまく寝付けませんでした。私だけ夜に解熱剤を飲みましたが、夫と長女は眠れたようです。そして翌朝は3人とも熱が下がっていました」
接種した腕の重さは数日続いたものの、1回目の接種を一晩の発熱で乗り切ったかもように見えた酒田家。ところが接種から10日を過ぎた頃。
「長女の腕に大陸のような赤い盛り上がりがあらわれました」
それこそ、ニュースサイトなどに頻出していたあの写真と同じ、“モデルナアーム”そのものでした。
写真はミナミさんが長女を撮影した実際の写真。まだピークに達する前。
>>後編「2回目のワクチン接種直前、18歳長女はストレスで泣きじゃくり」
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