「ついで」と「ながら」で掃除の負担が驚くほど減る【ADHD女子#42】

じっとしているのが苦手、集中が続かない、衝動的に行動してしまう…ADHDと診断されていなくても、このような特性をかかえることで「生きにくさ」を感じている人は多くいます。今回は、臨床心理士による著作「ADHD脳で困っている私がしあわせになる方法」から、「ツライ」を「楽」に変えるヒントをお送りします。

掃除って毎日したほうが絶対にラクなんです

「毎日掃除するなんて不可能」 と思っている人は多いと思います。

でも一応聞いてください。掃除は毎日したほうがラクです。これはもう絶対に真理です。

私はトイレ掃除が嫌いです。

でも 「トイレ掃除がイヤなのは、汚れがたまってから掃除するせいでは?」 と気づいたので、

トイレを使うたびにトイレットペーパーでササッとふくようにしました。

すると洗剤やブラシを使わなくても、 きれいを維持できるのです。

洗面所の掃除は好きです。 とくに水道の蛇口がピカッ!と輝いているとテンションが上がります。

だから洗面所を使うたびに蛇口の周辺をティッシュでふいておくのです。

あとは寝る前に、洗顔で使ったタオルで鏡と洗面台を軽くふいて洗濯機にポイ。

ほとんど汚れていないのでぞうきんは不要だし、 ふいたタオルは洗濯機で普通に洗えます。

掃除がラクになりました。

 

使い捨てのグッズを利用してハードルを下げる

掃除のハードルを下げるには、 使い捨てグッズが欠かせません。

床の掃除はフローリングワイパー、 高いところはハンディワイパー、

ふき掃除にはキッチンタオルやティッシュ、 除菌シートにトイレシート。

掃除機を引っぱり出し、 ぞうきんをいちいち手洗いするのは気が重いけれど、

使い捨てなら精神面でもワンアクション。

「環境にやさしくない!」 としかられそうですが、 掃除がニガテな私たち。

このまま掃除をサボって汚れがたまったら、 強力な洗剤を使わざるをえなくなって、 それはそれで環境破壊です。

まずは掃除そのものへの抵抗を少なくし、 そのあとでグッズを見直すのではダメでしょうか。

 

>>次へ(3/14   20:30更新)

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ADHD脳で困っている私がしあわせになる方法

中島美鈴・著 meppelstatt・イラスト 主婦の友社・刊

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