アリ?それともナシ? 「LINEで会社休みます」問題について

「LINEで『会社休みます』って部下から連絡きたんだけど、どう思う?」 今年の春から管理職になった女友達から相談されました。業種はアパレルで、比較的自由な社風ではあるらしい。「体調悪くても電話くらいできるでしょ。直接電話でするのが常識じゃない? ゆとり世代ってこういう常識もないのかな。私がなめられてるのかな……」 かなりお悩みのご様子。ということで、「LINEで会社休みます」問題について考えてみたいと思います。

電話で連絡が大人の常識

Common sense write on notebook

件の部下は入社5年目・27歳女性。同じ部署になったのは4月からでまだ短いですが、わりと慕ってくれるため一緒に飲みに行くことが多くなり、LINEも交換したのだという。ちなみに相談者である管理職の彼女はほかの部下ともLINEでつながっていて、勤務中もときどき仕事のことでLINEで連絡がくることはあるのだそうです。

「親しき仲にも礼儀ありじゃない?私は会社を休む時は絶対に電話で直接伝えたし、上司が席を外していてたときは繋がるまでかけ直したけど」

 

LINEで病欠、どう対応する?

Frustrated Customer Service Agent

ところでそのLINEもらってどう返したか尋ねると

「『わかりました。お大事にどうぞ。でも会社を休むときは常識的に電話で連絡ください』って返したよ」

「でも全然返信なくて、夕方くらいに『会社に電話したんですけど席にいらっしゃらなかったみたいなので』ってまたLINEがきて。疑うわけじゃないけど部署のみんなに聞いてみたら、電話受けてないっていうし。週明け注意した方がいいのかな」

他の部下やちがう部署の場合はどうなのか尋ねてみると、

「全員に聞いたわけじゃないけど、さすがにLINEで休むって連絡する人はいないみたい」

とのことでした。

 

「それでいいの?」と言われると……

Illustration of businesswoman in confusion

実はLINEで休みます問題、私はすでに経験済み。昨年まで編集長をしていた部署ではLINEで休むという連絡を20代女性からもらっている。それに対してどうしたかというと、『了解です』と『お大事に』という執事風のスタンプで返しました。

「マジで! いいのそれで!?!」

私の場合、業種が出版なうえに当時の担当がギャル向けの雑誌、LINEで病欠連絡をくれた部下が業務委託者であるというやや特殊な状況だったので、アパレル業で正社員の部下である彼女と同列には考えられない部分があります。そして「それでいいの?」と聞かれると、自信を持っていいとは言い切れません。

でも、自分が彼女の立場だったらと考えたうえで「LINEで会社休みます」は、今の時代はまぁアリなんじゃないかと伝えたのです。

 

「LINEで休みます」がアリだと思う4つの理由

Bright office table

時代の変化とともにコミュニケーションの方法は変わってきています。それにともない常識も変化していくのはやむを得ないと思っている部分もあるのです(法に反していなければ)。私がLINEで会社休みますというのを認めた理由は大きく4つあります。

1.10~20代にとって電話とLINEの差はない

なにしろ現在の10~20代は電話よりもLINEをはじめとしたSNSで連絡をとることが圧倒的に多く、LINEで告白することもあればLINEで別れることもあるという事実。それを踏まえると20代の感覚では、電話とLINEとの間に常識or非常識という差はないのではないでしょうか。

2.時間の使い方が合理的である

電話で連絡した場合、上司が外出していたり離席していたり、または別の電話に出ていたりすることも少なくないでしょう。そうなるとかけ直さなくてはいけなくなります。体調不良の人に何度も連絡させるのは申し訳ない気もするのです。また、上司の側も電話で話したり、不在にしていたあとのかけ直し電話を待つことによって少しの時間のロスが生じます。お互いの時間を合理的に使うにはLINEも含めたメールやメッセージのほうがすぐれていると思います。

3.業務でもSNSメッセージを使っている

私自身は日常的に業務でもLINEやfacebookメッセンジャーなどのSNSメッセージツールを使うことが多くあります。あるIT業界のかたはメールは使わず、ほぼメッセンジャーで連絡を取っているのだとか。そのほうが未読/既読もわかるうえ、連絡スピードも早い。相談者である彼女も、多少は業務的にSNSメッセージツールを使っていました。だからアリではないかと思うのです。ただ、業務でSNSを使っていない関係性の場合は違うかもしれませんが……。

4.連絡をしない無断欠勤よりはマシ

SNSであれメールであれ休むという連絡をくれるのであれば、なんの連絡もなしに休まれるよりはいいかなと思います。

 

どこまで認める? LINEで業務連絡

スマートフォン・ビジネス

「なるほどね」。私の見解を聞いた彼女は、納得したようなイマイチ納得していないような顔をしていました。

ですがその後、部下に対して「LINEで休みますという連絡はダメ」とはまだ言っていないそうです。本人曰く「しばらく黙認って感じ」とのこと。今後どうするかは様子をみて考えるらしいです。みなさんは「LINEで会社休みます」問題、アリorナシ、どう思いますか?

ちなみにコミュニケーション方法の変化にかなり寛容な私ですが、「LINEで会社“辞めます”」ときた時ばかりはさすがに怒りましたよ。

 

スポンサーリンク

この記事を友達に教えたい!と思ったら、シェア!

 

この記事が面白かったら

「いいね!」してね

 

「注意する」「やめさせる」、言いにくいことを上手く伝える3つのコツ

部下の遅刻、同僚のミス、いつも気になる上司のあのクセ……、まあいいや、こちらがフォローすればいいこと、我慢すればいいことと問題を先送りにしていると、いつの間にか事…

言葉遣いを直したいあなたへ。今すぐできる2つの対策

元女性議員の暴言が話題ですが、あそこまでひどくないにしても、言葉の悪さは育ちの悪さに対するイメージと直結します。いわゆる「お里が知れる」とはこのこと。ほんの少し…

40代が使うと痛い3大クチグセ「○○」「すごく」「あと」

40代ともなれば、世間的にも社会的にもしっかり模範となる立場の年齢。いつまでも若々しくありたいという気持ちは大切ですが、若いときと違い「責任」が出てきます。プライ…

間違いやすい日本語「いやがおうにも」。正解は?

夏真っ盛り。甲子園もいよいよ大詰め。最近の高校野球は、スター選手も揃っているので「いやがおうにも」盛り上がります!「え?『いやがうえにも』が正しいの?何それ?使…

会社の人事異動による「ストレス」を少しでも軽くする5つの方法

春、多くの会社では人事異動がある。希望の部署や役職に就けたことで仕事のモチベーションがあがる人もいる一方で、希望しない異動によって心に大きなストレスを抱える人も…

もしも身近な同僚が亡くなったら。住職が伝えたい3つのこと。

「密葬」「家族葬」など、葬儀の形態が変化しています。同じ会社に勤める方が亡くなっても、「家族葬にするのでお手伝いも参列も不要です」、ということもあるでしょう。こ…

育休明けママ社員のフォローで不満が爆発? 逆マタハラ問題について考える

「すべての女性が輝く社会づくり」を掲げ、女性が働きやすい環境を作り上げようとしている日本政府。対象としているのは、“すべての女性”です。しかし、「保育園落ちた、日…

40代になって「時間の使い方」を変えたら、よくなった5つのこと 

社会人になって20年余りが経つが、最近改めて、新入社員のころ上司に言われた言葉が強く心に響いている。そのひとつが「太陽とともに生きなさい」。出版社に入社して最初に…

頼み事上手な女性の魔法の言葉「すみませんが」→「○○ですが」

「すみませんが、ここにお名前を記入していただけませんか」「すみませんが、どちら様でしょうか」「すみませんが、それは出来かねます」。「すみませんが」はとても便利な…

職場に「悪口を言う女」がいるとき、どうすればいい?

「女の欠点を知ろうと思ったら、彼女の女友達の前で彼女を誉めてみることだ」こんな格言があります。A子さんの欠点は何かを知りたければ、A子さんの友人であるB子さんの前…

#128 彼の「本音」がわからない。ついに疑惑を確認する⁉【40代編集長の婚活記】

OTONA SALONE編集長・アサミは46歳・独身。恋人いない歴9年の恋愛ご無沙汰女子。44歳で婚活をスタートさせてからまもなく2年半になるけれど、ゴールはまだ遠い。現在、ジェントルさん(アーティスト・49歳・バツイチ…

#127 2回目デートで急接近⁉ そのとき独女が思ったこと【40代編集長の婚活記】

46歳・独身の恋愛ご無沙汰女子、OTONA SALONE編集長・アサミ。婚活をスタートさせてからまもなく2年半になるが、いまだに恋人もできず。恋人いない歴は9年以上になる。2回目のデートとなったアーティストのジェント…

#126 どうなる?はじめての銀座・婚活デート【40代編集長の婚活記】

「今年こそ結婚する!」 新しい年を迎え、そんな決意をするかたもいらっしゃることでしょう。46歳・独身・恋人いない歴9年、婚活歴2年超えのOTONA SALONE編集長・アサミは、今年こそ結婚できるのか⁉進行中の婚活相…

2019年に「増やすこと・減らすこと」。平成最後の元旦に考える

新年あけましておめでとうございます。“40代女性の一番リアルなメディア”をかかげる「OTONA SALONE」編集長の浅見です。本年もオトナ女性の「リアル」を追求してまいります。ご愛顧のほどよろしくお願いいたします。…

#125 私って何なの? 2回目デートでいだいた不安【40代編集長の婚活記】

46歳・独身・恋人いない歴9年のOTONA SALONE編集長・アサミ。人生初の婚活をスタートさせてから2年以上経つが、恋人さえできないまま月日は経過。仕事で知り合ったらしきジェントルさん(49歳・バツイチ・子持ち・ゲ…

何を着る? ホテルラウンジでデート。ドレスコードとNGコーデは?【オトナの婚活コーデ】

オトナの婚活では、デートの待ち合わせ場所がホテルのラウンジということがあります。ラグジュアリーなカフェバーで優雅にお茶デートです。「何を着てったらいいの?」と悩む女性に、婚活歴2年以上のOTONA SALONE編…

40代からは「品のある口元」が大事! 編集長アサミが選ぶ【2018ベストコスメ・リップメイク編】

「オトナの品格は口元にあらわれる」。そんな言葉を聞いたことがあります。確かに口元がルーズになっていると、ちょっと頼りない印象を受けますよね。40代、キャリアを積んで責任ある仕事をしているオトナ世代。口元…

#124 どうなの? デートの途中に仕事をはさむ男って【40代編集長の婚活記】

40代の婚活は、そう一筋縄ではいかない。46歳・独身・恋人いない歴9年のOTONA SALONE編集長・アサミは婚活すること2年以上。いまだに結婚のゴールは見えない(それより先に本ができた・苦笑)現在進行形なのは、49歳…

白髪とツヤ、ボリュームのお助け!編集長アサミが選ぶ【2018ベストコスメ・ヘアケア編】

40代になって髪のエイジングケアがとても大事なことを痛感しています。正直30代までは髪の悩みがほとんどなかったんですけど……。驚いたことに、40代になってツヤ、白髪、ボリューム、手触りなどに悩むようになりまし…

美人見えのカギは肌づくり! 編集長アサミが選ぶ【2018ベストコスメ・ベースメイク編】

メイクの中で一番関心があるのが、個人的にはベースメイクです。20代のときは肌の赤み、30歳前後は大量のニキビとニキビあと、30代後半からはシミやそばかす。つまり「ナチュラルに悩みを隠すこと」が私のベースメイ…

スポンサーリンク

スポンサーリンク

WORKに関する最新記事