
マスク生活で「忘れていた」マナーって?お顔出しや振る舞いのご準備はじゅうぶんですか?
新型コロナ対策におけるマスク着用の考え方について、政府は3月13日(月)から「個人の判断に委ねる」ことを決めました。
ですが、花粉症のピークということもあり、電車内を眺めてもまだほとんどの方がマスクを着用なさっていますね。
さらには、いざマスクを外すとなると抵抗があるという人もいるようです。
依然としてマスクの着用が必要な場所もありますが、マスクを外す場ではプライベートでもビジネスでも気持ちの良い笑顔や振る舞いをしたいものです。そこで、(一社)日本プロトコール&マナーズ協会松田玲子先生にポイントを教わりました。
【 気品を身につけるシンプルな教え#66 マスクを外した際の準備編 】前編
マスクを外しても自然な表情で笑うことができていますか?
コロナを機に在宅で仕事をするようになった方のうち、人と話す機会が減ったという人も多いでしょう。マスク生活が当たり前になるにつれ、笑うことはもちろん、マスクがずれないように口をあまり動かさずに過ごしてきたかもしれません。
口角を上に引き上げたり、鼻の下やほおの筋肉を伸ばすなどして、ふだん意識していなかった表情筋はいまどうでしょうか? これから鍛えて動かしていきましょう。
マスクの長い着用によって衰えてしまった口元の筋肉を動かして「いい笑顔」の練習をしてください。マスク越しではなく笑顔が出せ、そしてお相手の笑顔も見られる日が来るのは嬉しいですね。
「目は心の窓」である。アイコンタクトを思い出して!
お相手の目を見ること=アイコンタクトを取る時には、今までマスクで隠れていた口元にも意識を持って、笑顔の口元になっているか鏡の前で確認をいたしましょう。
話をするときには、お相手に対して自分の顔、視線、体を向けます。特に相手の目を見て話したり聞いたりすることで、言葉からだけでは得られない信頼感が話す側と聞く側の双方に生まれてきます。
アイコンタクトは会話でも大変重要になりますので必ずおこないいましょう。ただし、見つめ過ぎることのないように時折視線をはずす配慮をすることもお相手への思いやりの一つになります。
マスクを外したら「あいさつ」もしっかりと印象的に!
今後、マスクを外す場面が増えてくると思いますが、プライベートでもビジネスでも気持ちの良いあいさつは欠かせません。明るいあいさつは、相手との信頼関係を築きやすくなりますし、ビジネスシーでは仕事をスムーズに進めやすくなる、といったメリットがあります。
日本のお辞儀でも海外の方と握手をする時にも、正しい姿勢で立ち、お相手の目をしっかりと見て心を込めて行います。
国際社会では握手が最もポピュラーなあいさつです。こちらも、相手との友好を示し合うコミュニケーションのひとつであることは変わりありません。
あいさつのときに「この人姿勢がいい人だな」と感じさせて
姿勢が良いと、それだけでまわりに信頼感や安心感を与えますので、プライベートではもちろん、特にビジネスにおいては「姿勢」は重要なスキルになります。
他人があなたを正面から見たときに「姿勢がいい人だな」と感じるポイントは、猫背では無く胸が開いていることです。胸が開くと肩も開き、男性なら堂々と、女性なら凜と美しく見えます。また、腰も背筋も伸びますので品格が出てきます。
また、姿勢が良いと脳や心の働きもスムーズになり、実力を発揮することができるようになりますし、姿勢を整えることは自分自身への気配りとも言えますね。
「良い姿勢」が簡単にできる方法があります!
まず、両腕を伸ばし、かかとを上げて、つま先立ちになります。思い切り伸びをします。伸びをしたままで、身体がグラグラしなくなり安定したら、かかとと腕を静かに下ろします。すると、身体が本来の姿に戻り、気持ちよく、ピシッと立つことができます。
朝、仕事のはじめにおこなったり、営業、接客、プレゼンの前におこなうと良いですね。
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