この機会に覚えてくださいね!「御為倒かし」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「御為倒かし」です。
「御為倒かし」の読み方は?
「御為〜」までは読めると思いますが、「〜倒かし」の読み方で戸惑った人は少なくないはずです。「倒」といえば、「圧倒」や「倒置」などの「トウ」や「倒す」「倒れる」などの読み方が一般的です。ですが、「御為倒かし」の読み方は「おためとうかし」でも「おためたおかし」でもありません。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「おためごかし」です。
「御為倒かし」とは
表向きは相手のためを思うようなふりをして、実際は自分の利益をはかること。
出典元:おためごかし|言葉|漢字ペディア
という意味です。
「こかし」だけでも「御為倒かし」と同様の意味を表すことができます。
《動詞「こかす」の連用形から》人のためにしているように見せかけること。また、人をおだててだますこと。おためごかし。
出典元:小学館 デジタル大辞泉
「〜倒かし(ごかし)」という読み方が意外に感じられるかもしれませんが、「倒」には「こ(ける)」という訓読みがあります。
- 音読み トウ
- 訓読み たお(れる)・たお(す)(常用漢字表外)さかさま・こ(ける)
ちなみに「倒ける」は
①ころぶ。倒れる。
②興行があたらず、不入りに終わる。出典元:こ-ける|言葉|漢字ペディア
という意味です。
“ころぶ”の意味であれば「転ける」とも書きますが、演劇や映画、スポーツなどの催しがあたらなかったときの「こける」を漢字で表すと「倒ける」だったとは知りませんでした……!
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