女性のぽっこり腹の原因は?美腸度チェック&腸内環境を整える4つの方法
腸内リセット1 起床後に水分をたっぷりとる
腸の働きは体内時計、体のリズムに左右されます。脳のメインスイッチである脳幹網様体という部位を刺激するため、目覚めてすぐにコップ1杯の冷たい水を飲みましょう。腸にぜん動運動を起こすよう信号を送るうえ、水分は便を軟らかくするために欠かせません。
腸内リセット2 朝食をきちんと食べる
松井先生のクリニックの便秘外来に訪れる患者さんのうち、1日の食事回数が2回以下だった人は40%を上回っていたのだそう。しっかりよくかんで朝食をとると、腸はぜん動運動をおこして排便を促進します。朝食はしっかり食べ、昼は野菜な豊富な定食、夜は控えめというのが理想です。
腸内リセット3 腸まで届く植物性乳酸菌をとる
動物性乳酸菌は胃酸に弱く、大腸まで届きにくいと考えられています(だからといって動物性乳酸菌をとるのがムダということではありません)。そこで、温度変化に強い植物性乳酸菌の出番。味噌、しょうゆ、漬け物(ぬか漬け、キムチ、ピクルスなど)の発酵食品に含まれています。朝食に味噌汁をとったり、ぬか漬けを食べるなどして、積極的にとっていきましょう。
腸内リセット4 水溶性と不溶性の食物繊維をバランスよく
食物繊維は排便をスムーズにするために欠かせない成分です。が、やみくもに量をとればいいというものでもありません。「不溶性」2に「水溶性1」が理想的なバランスなのだそう。不溶性食物繊維は玄米、レタス、キャベツ、さつまいも、乾燥きくらべ、豆類などに含まれます。水溶性繊維は海藻類、納豆、熟した果物に含まれます。
このほかに
「食物繊維は食べる順番も大切」「排便する時間をとる」「今より1時間早く起きる」など、合計7つの朝の腸内リセット方法が。2つの夜のリセット習慣のほか、「最近流行しているこの健康法は真っ赤なウソ」「ヘルシーと言われるこの食べ物には実は発がんリスクが」など、知っていてよかった!とびっくりする正しい健康知識も。ぜひ書店でチェックしてください!
腸内環境を整えるカギは朝にある! 腸内にいい9つの習慣を行えば、便秘スッキリ、やせる! -5.5㎏の人も登場。
『朝の腸内リセットがカラダを変える』 著者:松生恒夫:著 ジャンル:健康・医学 発売日:2015/12/26 ISBN:9784074039791 判型・ページ数:新書・192ページ 定価:本体980円+税
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文/井一美穂
本記事は2016年6月に初回配信されました
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