誰かに「悪口」を言われたとき、40代独女が心がけたい対応って?

2017.11.09 WORK

職場の同僚であったり友人であったり、誰かの悪口を言う人は必ずいます。

もし自分がターゲットになってしまったとき、まず心がけたいのは「話を広げないこと」。自分まで「○○さんにこんなことを言われている!」と周りに吹聴してまわるのは、それだけマイナスな関心を引くことになるので注意しましょう。

相手と同じ土俵に上がらない勇気を持つことが、自分を守るために有効です。

悪口を言われたときはどんな対応をすれば良いのか、お話します。

 

悪口を言いたいのは自分が満たされていないから

 

「○○さんって、残業もせずにさっさと帰って勝手だよね」

「自分は仕事ができるって勘違いしてるのがムカつくよね」

など、他人を悪く言う人の特徴は「自分を基準にしていること」にあります。

「私は残業しているのに」

「私は仕事ができても勘違いしないのに」

と、自分とは違う他人の姿を見て不満を感じるのですね。

ですが、もし本当に残業をしている自分に満足しているなら、ほかの人の振る舞いを気にすることはありません。

気に入らないと思う対象は、実は他人ではなく自分。

本当は残業をするのが苦痛なのに、それをしている自分に対して怒りを持っています。

ほかの人の中に「こうありたい自分」を見ると、攻撃することで何とか自分を満たそうとするのですね。

悪口を言う人は、まず自分が満たされていない状態なんだと思いましょう。

 

悪口を言う人は自分に縛られる

 

「本当はこうありたい自分」をほかの人の中に見つけてしまい、それを攻撃することは、自分の視野を狭くするだけでなく想像力を奪います。

自分が知らないだけで、実はその人は残業をしないようにがんばっているかもしれないという可能性を考えられないのですね。

なので、別の人から「でもあの人、今日は昼休みを返上してパソコンに向かってたよ」なんて言われると、余計に腹が立ちます。

誰かのことをあえて悪く言うとき、必ず聞いている人に賛同して欲しい気持ちがあります。それを否定されることで、ますます嫉妬が深まる状態です。

悪口は、聞いている側も決して良い気持ちはしませんよね。

他人を貶めることは、それだけ自分から人が離れていくことにもつながりますが、それをきちんと考えられない想像力の乏しさが、結局自分を縛ります。

他人をどれだけ悪しざまに言っても、自分の現実に変わりはありません。それだけでなく、聞いている人に敬遠される危険が高まります。

悪口を言うことには、何のメリットもないのです。

 

相手の土俵に上がらない勇気を持つ

 

もし、誰かが自分のことを悪く言っていると知ったら。

一番気をつけたいのは、自分まで同じように相手を貶めてしまうことです。

「だって、私は何も悪くないのに」

と思うかもしれませんが、「○○さんが私のことをこんな風に言っている」と周りに伝えてしまうと、それを知らない人にまでふたりの確執がわかってしまいます。

そうなると、雰囲気がおかしくなったり興味本位で首を突っ込んでくる人が出てきたりと、事態が悪化する一方です。

まず、話を広げないこと。

自分が相手にしなければ、相手はいつまでも言い続けることはできません。言い返したり、自分も相手の悪口を口にしてしまうから、長引くことになるのです。

見当違いな批判なら、正々堂々と胸を張っていましょう。

第三者が見るのは、潔さです。えんえんと人を貶める発言をする人間と、相手にせず自分のことにしっかり集中している人間では、どちらがより正しいと思われるでしょうか。

相手と同じ土俵に上がらないことで、自分を守ることができます。

 

 

相手を一方的に責めてくる人は、言っている間は強気でいられるかもしれませんが、頭が冷えて冷静になってくると、自分の言動を顧みて恥ずかしいと思う瞬間がきます。

そうなったときに、あなたが一貫して相手にしていなければ、その人も恨みを残すことなく反省することができます。

話を広げないことは、お互いにとってダメージを少なくするためにも大切なことです。

むやみに反応しない姿勢が、その後を決めると心得ましょう。

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