
30代は「スマホ老眼」、40代は目の「更年期」に突入!?「最近、急に目が見えづらい」を放置した先の怖い未来とは
30代後半から始まる人も増えてきた「老眼」。40代以降は気をつけたい「目の更年期」とは
眼科医の佐藤 香先生は、「最近は30代の方で老眼の方が急増しています。また40代は目の不調が起こり始める、いわば目の更年期世代と言えます」と話します。
――目の更年期とは、具体的にどのような症状が挙げられますか?
「老眼」「ドライアイ」「目の充血」などが挙げられます。
まずはなんといっても老眼です。
わずか10年ほど前までは、老眼は40代後半や50代から始まる目の症状だったのですが、現代は30代後半から老眼の症状が出始める人が増えてきています。
そもそも目の仕組みとして、目は遠くのものを見るときは筋肉を弛緩させ、近くのものを見るときは筋肉を緊張させてピントを合わせています。つまり、近くのものを見ているときは、常に目には負担がかかっている状態。
スマホやパソコンなど近くを見る時間がどんどん長くなることで、目が緊張している時間が増え、それが原因で老眼が若年齢化しているのだと考えられます。
――少しでも老眼の速度を遅らせる方法はありますか?
近くばかり見て緊張しっぱなしの目の筋肉を緩める時間を作りましょう。まずは、1時間仕事をしたら5分休むことから。目を休ませている間は、遠くのものを見たり、音楽を聞いたりするのがおすすめですね。くれぐれも「仕事の休憩時間にスマホを見る」なんてことにはならないようにしてください(笑)
――老眼鏡は使った方がいいですか?
そうですね。「目が疲れた時だけピントが合わなくなる」という程度なら使わなくてもいいと思いますが、加齢性変化で常にピント調節がうまくいかなくなっている場合は、老眼鏡を使った方がいいと思います。
見えづらいのに無理をすると、肩こりや頭痛など他の部分に悪影響が出てくる場合もあります。
▶女性ホルモンの減少により起こる目のトラブルとは
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