
3秒で「美姿勢」が手に入る!3つの簡単なチェックと改善
視界に入っただけで引き込まれるような、素敵な印象の人っていますよね。
通勤中にすれ違う人や、カフェから眺める雑踏。たくさんの人が行き交っているのに、なぜかその人が目に止まる。そして思わず目で追ってしまう。そんな経験はありませんか?
「美しい歩き方」とは言うけれど、具体的には?
その人の顔立ちだけでもなく、ファッションやアクセサリーだけでもない。
本能で感じる心地良さ、誠実さや清潔感さえ漂うような印象。
……日頃から自分の身のこなしを強く意識している方なら、それが「姿勢や歩き方」によって放たれている魅力だと理解できるかもしれません。
が、意識していない人は
「なんかあのひと、いつも素敵だなぁ〜」
で止まってしまいます。
ステキになるコツを自分自身に取り入れられないのですね。
では、「美しい歩き方」とはいったい何なのでしょう?
パッと思いつくのはやはり背筋が真っ直ぐに伸びていることです。
視線も真っ直ぐで、
体の中心に軸があり、
左右の腕の振りと両足の一歩一歩が規則正しく出て、
連続運動によって「左右対称に歩ける」こと。
これが、最も美しい歩き方だと思います。
でも、このように文字で説明すると意外と複雑に感じませんか?
複雑そうだからこそ「なんか素敵だなぁ(でも細かい理由はわからない)」と漠然としてしまい、
漠然としているからこそ時には「オーラ」と表現されるほどその人の大きく深い魅力となるのです。
歩き方は「文字」と似ていると思います
文字は読めて理解さえできればその役を果たしますが、いっぽう「美しい文字」「迫力のある文字」「可愛らしい文字」などいっしょに表現できることも無限です。書道やタイポグラフィなどでは、文字の美しさそのものに感動することもあります。
ここで思い出してください。
文字を美しく書ける人の多くは子供の頃から書道を習い、時間をかけて何度も練習して身につけていますよね。
しかし、歩き方を子供の頃から習ったり自分で練習する人はどれほどいるでしょうか?
文字よりもさらに、常に周囲に見られている姿勢や歩き方。なのに、意識している方が少ないのはとても残念なのです。
姿勢や歩き方が乱れるキッカケとは
ハイヒールを履き始める年齢は様々ですが、多くの女性は10代後半。この、最初が肝心です。
慣れていない人がハイヒールを履くと、数センチといえ急に高くなった視界と、足元の不安定さで、知らずに恐怖心を持ちます。
その結果身体についてしまうのが以下のクセ。
あなたにはどれが当てはまりますか?
■前に倒れそうなので、ヒザを曲げ、強引に上半身の重心を後ろにかけてしまう。
■猫背の人は、もともと上半身の重心が前にかかっているので、お尻を突き出してしまい、まるでダチョウのように。
■ほとんどの人が、倒れないように足をハの字に。ガニ股にならないよう内股にすると脚の外側の筋肉が使われ、結果O脚に。
いちどついたクセはなかなか取れないものですが、中でもハイヒールで付いた履きグセは体が覚えているために、靴を脱いだ時も残ります。そのまま歩けば関節や筋肉を痛めたり、健康への害にもなるのです。
歩くことは、ただの移動手段ではありません。まっすぐな姿勢で身体に負担をかけず歩く、それだけのことなのにできている方が圧倒的に少ないのを私も危惧してます。
3秒であなたも「美姿勢」に。チェック&改善方法とは
それでは、皆さんもセルフチェックを兼ねた美姿勢を体験してみましょう。
オフィスや電車の中でも簡単にできますのでぜひやってみてください。
座ったままで上半身だけでもOKです!
1・
まずはぐぐっと背筋を伸ばしましょう。
首も曲げずに視線もまっすぐに!
さらに胸を張って左右の肩甲骨もぐぐっと寄せる感じで、大げさなくらいにおこなってください。
これが力を入れて背筋が伸びている状態です。
2・
最後に軽く息を吐きながら入れすぎてる力を抜きつつリラックスしてください。
おおよそですがこの状態が程よく背筋が伸びた状態です。
気持ちよく感じる方が多いと思います、辛い方や痛みが出た方は要注意ですよ!
3・
ここまでは座ったままできました。可能な方は、真っ直ぐに立って下半身のバランスも確認してみましょう。
もちろん上半身はキープしたままです。
左右の足、どちらに体重が乗ってますか?
前後ではつま先とかかとのどちらでしょうか?
足の内側と外側ではどうですか?
上記の全てが中心にあることが理想的です。
「ただバランスよく歩くこと」、ごく簡単なことを少し意識するだけで身体によい影響が出ます。
上半身だけでも真っ直ぐにキープして、日々の習慣を変えてみてくださいね。
■編集部の櫻田先生レッスン体験記は→こちら
毎月第二日曜日に東京でもレッスンあり!
櫻田千晶先生の連載「ウォーキングis人生」
1・姿勢が悪い人は「美しい人」とは思われない。あなたは歩き方のココを見直して
4・あなたの靴の裏どうなってる?靴底でわかる「4つの疲れチェック」とその対策
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