
ヘアブラシを変えるだけでこんなに違う!洗う前の「3分ブラッシング」でエイジング髪が美髪に
美肌&美髪は1日にして成らずということは、40数年生きてきた私たちなら実感しているところ。
しかし、もう年だから、一度ダメージを受けた髪は戻らないからと諦めることはありません。
人生100年時代。折り返し地点にもいない私たちにはまだまだやれることはあるし、今からのケアで健やかな髪を手に入れることも夢ではないのです。
そのためにサロンで高級トリートメントをする? 高いケア剤を使う?
もちろんそれもひとつの手ですが、大切なのは日々の頭皮ケアです。すでに毎日の習慣にしているという人も多いのではないでしょうか。
今回は、改めて頭皮ケアに効果的なブラッシング法を紹介します。
使うのはクッション性の高いパドルブラシ
ルーヴルドー パドルブラシ 6,450円+税
頭皮ケアにおすすめのパドルブラシ。持っているけれど、あまり使っていない、イマイチ使い方がわからないという人もいるのでは?
パドルブラシは一般的なブラシよりも大きく、ブラシの先端が丸くなっていて頭皮を傷つけずに適度な刺激を与えることができるブラシです。ブラシの根元部分がクッションになっているのが大きな特徴です。空気穴があり、押すとプシュッと音がします。ブラシの素材はナイロンや木製が主流です。
MAGNOLiAのCHINATSUさんがおすすめするのは復元ドライヤーでおなじみのルーブルドーのパドルブラシ。
クッション部分からはマイナス電子が出ていて、髪にうるおいとツヤを与えてくれます。ピン1本1本には天然鉱石が練り込まれています。遠赤外線の一種である「育成光線」を放出し、温熱効果で頭皮の血行を促進。
「頭皮ケアで使うブラシは先端が丸くなっているものを選んでください。少数ですが、猪毛や豚毛など天然毛を使ったパドルブラシもありますが、頭皮への刺激が強すぎるので避けたほうがいいでしょう」
頭皮をほぐし汚れを浮かせるブラッシング
パドルブラシでの頭皮ケアはマッサージ効果だけでなく、毛穴の汚れを浮かせる効果もあります。いつでもできるケアですが、シャンプー前に行えば、汚れを落としやすくなるので一石二鳥。
入浴前の3分で頭皮のコリもほぐれスッキリとします。
step1
生え際から後ろに向かってコーミング
髪の生え際から後頭部に向かってとかします。中央、両サイドとまんべんなく行いましょう。頭皮にブラシの先端をしっかりとあて、適度な圧をかけてください。
step2
頭頂部に向かって頭皮を引き上げるようにブラシを動かす
頭頂部にある「百会」というツボに向かって下から上へとかす。
生え際から頭頂部に向かってとかします。垂れ下がった頭皮を引き上げる気持ちで、下から上へ適度な圧をかけながらブラシを動かして。後ろも忘れずに!
step3
耳まわりは円を描きながらツボを刺激
ブラシを横にして持ち、耳前にあてます。ブラシを頭皮に押しあてながら4~5回円を描いて。耳後ろも同様に円を描きながら頭皮を刺激。

耳の前と後ろにブラシをあてて行いましょう。反対側も同様に行って。
step4
ブラシを押しあて頭皮全体を刺激
ブラシを横に持ち、生え際から頭皮に押しあてます。少しずつ後ろに移動しながら頭頂部を刺激。側頭部も生え際から後ろへ移動しながら押しあてます。後頭部までくまなく刺激して。
空気が抜ける音がするまでしっかりと押しあてましょう。イタ気持ちいい圧が目安です。

首のつけ根まで行って。
step5
リズミカルにタッピング
ポンポンと頭を軽くたたくようにブラシを動かします。頭全体をリズミカルにたたいて刺激を与えて。
ここまでで約3分。頭皮のコリがほぐれ、血流がよくなります。
続けることでハリのある髪に!
ハリ・コシがなくなってくるのは紫外線やカラーリングなどのダメージだけでなく、35歳あたりでホルモンバランスが変わることも原因。
しかし、コツコツと頭皮ケアを行うことで加齢による衰えの速度を遅らせることはできます。
「血流がよくなることで、栄養が髪に届きやすくなりハリが出てきますし、白髪が増えることも防げるのです。根元の立ち上がりも出てボリュームが増したように見えます。また、頭皮を刺激することで毛穴のたるみが改善されれば、髪のうねりも軽減されます。顔と頭皮はつながっているので、顔のたるみも防ぐことができていいことだらけ。髪がふんわりとしてツヤがあると顔の透明感も増して見えるんですよ。即効性はありませんが、50代、60代になっても美しさを保つために、今日からぜひはじめてください」
教えてくれた人
CHINATSUさん/MAGNOLiA Aoyama
東京・青山にあるパーマが得意なサロンの美容師。CHINATSUさんのブログには大人世代におすすめのヘアスタイルや、薄毛などエイジング毛対策ついても取り上げているので、参考にしてみては。
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