○○を押したり、もんだり!働く女性のつらいアレを指で解消

仕事が忙しくなったこともあり、これまで週に1回通っていたヨガをお休みすることに。すると途端に、肩こりや腰痛が復活してきて。デスクワーク中にできる簡単ストレッチもありますが、周りが一生懸命仕事をしている横で、大きな動きはなかなかできないし、他の人の目も気になるしなぁ、ということで試しているのが「指ヨガ」です。

「指ヨガ」って?

主婦の友社から出ている『目・肩・腰に効く 指ヨガ』の監修者、吉地惠(きちじ めぐみ)さんの「めぐちゃん指ヨガ」は、「指ヨガ」の創始者とも言える龍村修先生が提唱するやり方をベースに、独自に確立した全身ケアの方法。呼吸にあわせて手指をもんだり、ほぐしたりして、全身ヨガと同じように、心身のバランスを整えようというものです。そこに「血流改善」の要素を加えたものです。時間も場所も気にせずできるので、手軽。

「指ヨガ」には東洋医学の『部分即全体』という考え方をベースにしていて、手に刺激を与えるとその刺激が全身に伝わっていくのです。たとえば、中指の先は頭に対応しているので、頭痛の症状を和らげるなら中指の先をもみほぐす。それにより血流を正常な流れに導いて、症状をやわらげるというものです。

 

まずは、手のひらをもんでみよう

Acute pain in a woman palm, a woman massaging her painful hand isolated on a white with clipping path.

指ヨガの効果を高めるためには、「いきなり症状のある部分をほぐすのではなく、まずは全身の血流を促すために手のひらもみを行いましょう」と吉地先生。片方の手のひらをもう片方の親指で、ランダムに押してみます。ゆっくり息を吐きながら押して、まんべんなく。これだけで全身の血流が良くなり、何となく体がポカポカしてきたらOK。次に開脚ストレッチ。と言っても実際に開脚するわけではありません。

両手の親指同士、人差し指同士をあわせ、フーっと息を吐きながら、気持ちの良い強さで押し伸ばしする。5回程度行う。

これをするだけで、下半身の可動域が広がるストレッチを、指ヨガで行ったことになります。
(時間のある方は、この指ヨガの前後に、実際に開脚をしてみてください。前後で開脚の角度に変化があるはず)。

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