会場がどよめいた!21キロ痩せた梅宮アンナさん流「究極のダイエット」とは【私の30代、40代そして更年期の過ごし方】#4
いつでも自分らしい生き方を貫いてきた梅宮アンナさん。30代から40代をどう過ごし、何を備えた状態で更年期に突入したのでしょうか。健康やメンタルの維持、生活習慣など「アンナ流ヘルスケア」をお伺いします。
12月1週に雑誌『健康』×オトナサローネ『アフタヌーンエイジプロジェクト』が共催したフェムケアのお祭り、『フェムの市』。1日目に行われたスペシャルトークセッションを6回に分けて丸ごとお届けします。この記事は4本目です!
――今年、大きくお痩せになったと聞きましたが、どのような経緯だったのでしょう?
はい、今年1月からダイエットをしていまして、21㎏落としました。(会場どよめき)
みなさん「えっ!?」と思うかもしれませんが、私にとって21㎏分が「いらないもの」だっただけのことです。たとえば5㎏10㎏なら、余分なお肉がなくなるだけなので、ちゃんと真面目に取り組めば減ります。
そして、自分がどうして太るのか検証しなければいけません。私は普段からお菓子を食べないかわり、白米をたくさん食べます。焼肉に行っても、ごはんのおかわりをしていたのですね。男飯なので、だから白米でのカロリーがかなりあって。
そこでカロリー計算して、昼だけ白米をたべて、朝と夜は抜くことにしました。
カロリーを摂ったら、放出(燃焼)しなきゃいけないのですが、そこを去年はなにもしていなかったのですね。家族のことで大変で、父を看取ったあと片付けなどが色々あったので、自分より母の健康を気にして生きてきた時間のほうが長かったのです。そうして趣味もなく、ご飯を食べて家で映画を観て寝てしまうような生活をしていたら、あっという間に20㎏くらい太りました。
――それを1年たらずで元に戻されたのですね。素晴らしいです
今は、夜は食べておらず、今年の春からは散々ゴルフをやりました。
ゴルフも、最初は嫌いでした。今もまだ好きにはなれてはいないけれど、ゴルフって乗り越える「山」があって、ひとつはその山を越えたかな?という状態です。この山を越えられずにやめてしまう人が多いですよね。
(玉が)違うところに飛んでいっちゃったら面白くないし、スコアが100を切らないと精神的にも疲れますし、一緒に回っているメンバーがうまいと心が折れてしまいます。好きになるように頑張る必要があるのです。
――いま51歳のアンナさん。これから迎える老年期に向けて、お母さま、クラウディアさんのお姿から学ぶことはありますか?
来年3月で母は80歳になります。クラウディアさんは若々しいですが、年を取ったな……と切なく思うことがいっぱいあります。
そして、年をとっても絶対必要だなと思うのは「趣味」です。「仕事が趣味」だって言う人はいますが、仕事以外に、仕事と同じくらい夢中になれる何かをみつけたら、より良いライフスタイルが送れると思います。
ただ、人って余裕がないと趣味ができませんよね。私も同じで、余裕がないときは他人のSNSすら見られなかったです。見ると自分と比べてしまうので。人のSNSを見られるくらいに自分(のメンタル)を上げることが必要かなと思います。
父が他界して4年たってようやくゴルフができるようになったのも、余裕ができたからだと思います。実際に体重も落ちて、いまは体が軽いです、もう絶対に太らないと決めています。
今年は山登りがスケジュールに入っています。やっぱり山では鍛えられたのです。30代のときに、砂漠から始まって、土を踏む経験はとても大切でした。景色を見る、緑を吸う、そういうところで五感が研ぎ澄まされ気分がよくなるのです。なので、私は今後もそういう形で自分を高めていこうと思っています。
――「嫌だな」と思うことも。まずはやっていく。乗り越えるように前を向いていくということなのですね
はい。さらには、バランスが大切です。私は一家の大黒柱で、母も娘もいるので、身体を壊さないようにしないとなりません。仕事もほどほどにしないといけないわけです。自分でそういったところに向き合って、バランスをとる必要があります。
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撮影/佐山裕子(主婦の友社写真室)
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