【40代編集長の婚活記#178】紹介で出会った50歳男性。初対面でまさかの展開に…!

2020.01.01 LOVE

苦手な食べ物はありますか?

店員さんがオーダーを取りにきた。

ヘアメイク「アサミちゃん、何がいい? 何が食べたい?」

アサミ「お二人は苦手な食材とかありますか? 私は牡蠣だけ、あたってしまってからダメなんですけど」

ヘアメイク「僕は何もない」

ジム「あ、僕はいろいろあるから、気にしないで頼んでください」

アサミ「苦手な食べ物が多いんですか? 例えばどんなものが?」

ジム「いや苦手っていうわけじゃないんだけど、いろいろあって」

ヘアメイク「この人、食事も筋肉の事しか考えてないから。揚げ物とか糖質が多いものとか食べないの。ジムのことは気にせずにオーダーしましょ」

なるほど、そういうことか……。

 

筋肉を考えた料理だけオーダー

料理のオーダーは、ほとんど私とヘアメイクさんとで決めた。フリットやパスタといった、恐らくジムさんは食べないであろうものも注文。ジムさんは豆サラダと鶏むね肉のグリルだけ、リクエストした。

よくわからないけど、たぶん筋肉にいいと言われるものを注文したんだろう。徹底してるなぁ。

ジム「いま女性も筋肉つける人が増えてるじゃない。アサミさんは筋トレしないの?」

アサミ「運動不足ではあるので、何かしないとなぁとは思ってるんですが」

ジム「じゃ、筋トレしたほうがいいよ」

アサミ「確かに、これから年々筋肉が衰えていくと思うので、大切だとは思います」

 

 

合わせた言葉ではなかったけど

それは決してジムさんに合わせた言葉ではなく、正直に思ったことだった。47歳、確かに筋肉の衰えは感じている。

現在、やっているスポーツといえばゴルフくらいで、それさえも2カ月に1回くらいのこと。体重のわりには体脂肪率が高いほうだ。筋トレをしたほうがいいことは自覚している。

ジム「でしょ? じゃあ、早速いまからでもできることやろうよ」

ヘアメイク「出た、出た。ジムのマッスル指導!」

アサミ「いまからできることって……何ですか?」

 

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