【40代編集長の婚活記#188】前代未聞!どうなの? 妹同伴で婚活する47歳の男って!
妹さんの視線が痛い
ハイシャさんの横に座り、私と対面になったイモウトさん。大きな目をパッと見開いて、私のことを頭のてっぺんから入念に見ている気がする。視線が痛い。
アサミ「兄妹で仲がいいんですね」
突き刺さる視線をかわしたくて話題をふった。
ハイシャ「そんなことないよ。普通だよ」
いや、あんまり普通じゃない気がするけど。
妹「たった一人の兄だから、心配なんです!」
キッパリとした話し方で、言い切る妹さん。ハイシャさんはどちらかというと、のらりくらり話すほうなので、真逆。
妹「兄は本当にいい人なんです。昔から、優しくて、面倒見がよくて、純粋で、お人よしで、情にもろいタイプなんです」
アサミ「お優しい方なんですね、ハイシャさん」
幼い頃からの「仲良し兄妹」
ずっとお兄さんに優しくされて育ってきた妹さん……なのかな。兄妹で仲良しなのはいいことだけれど、それにしてもすごいなぁ。
ウチの姉妹も仲はいいと思ってるけど、婚活に同伴してもらったことはないわ。
妹「でも、その性格のおかげでいろいろあったんです」
アサミ「いろいろ? 例えばどんなことですか?」
妹「情に付け込まれたり、利用されたり、だまされたり」
あぁ、なるほど。
お兄さんがダマされないか心配でついてきたのか。婚活相手がどんな女か、一緒にチェックしようってことね。もしかしてブラコンなのかな、ハイシャさんの妹さん。
優しい兄に対して、妹は…?
妹「前にお付き合いしていた女性は、兄のお金が目当てでした」
ハイシャ「彼女は仕方ないよ。複雑な家庭だったから……」
妹「お兄ちゃんは黙ってて!」
ピシャリと食い気味に、ハイシャさんの発言を遮る妹さん。どうやら、気の強いタイプと見た。
妹「アサミさんは、老舗の出版社で編集長をしてらっしゃるし、兄のお金目当てではないと思いますけど」
と言って、私の身に着けているものを品定めするような妹さん。張りつめた緊張感。
逆に彼女を見ると……なかなかのブランド尽くしだ。大きなリング、腕時計、それにバッグも、わかりやすくブランド物を身に着けている。
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