
俳優・和田正人インタビュー 地元・高知とその見どころを語る
NHKの朝ドラ「ごちそうさん」の源ちゃんこと泉源太役で注目を集め、現在放送中の大河ドラマ「おんな城主 直虎」にも出演中の俳優・和田正人さん。四国の高知県・土佐の出身で、高知県の観光特使も務めている郷土愛の持ち主でもある。その高知でいま盛り上がっているのが「志国高知・幕末維新博」。彼の地元である高知の魅力と幕末維新博について、たっぷりと語っていただいた。
歴史を通して高知に興味を持ってくれたら
新オープン「高知城歴史博物館」に注目
高知城歴史博物館の建物の外観
「僕自身は映画『関ヶ原』への出演をきっかけにこの時代について調べているうちに、長宗我部元親のことがすごく好きになりました。これだけの名だたる武将や偉人が都会から遠く離れた高知から生まれていることを、今を生きる者として誇りに思います。高知城歴史博物館はまだ行けていないので、今から楽しみですし、行ったことのある坂本龍馬記念館はリニューアルオープンとのことなので、ぜひ足を運びたいですね」

広々とした高知城歴史博物館のエントランス

高知城歴史博物館の3F展望ロビーからみる高知城の眺め

高知城歴史博物館の1Fにある和室。お茶会や文化体験、季節の催しなどが行われる
高知と幕末維新博の見どころは
「幕末維新博の見どころは県内全域に広がっているので高知市がある中部エリアだけではなく、東部エリア、西部エリアも自然や食べ物と一緒に歴史を楽しんでもらいたいです。中部エリアでは、龍馬で有名な桂浜ではウミガメの産卵が見られることもあるみたいですよ。
東部にある「安芸・室戸エリア」のおすすめは?

安芸市にある岩崎弥太郎生家
「東部エリアのおすすめは、地鶏の土佐ジロー。土佐地鶏とアメリカ原産のロードアイランドレッドをかけあわせた地鶏で、とても旨みが強いんです。すきやき、親子丼、お刺身、卵かけごはん、どれもものすごくおいしい! 土佐ジローがいただける宿泊施設つきの農家が安芸にあるので、ここでは中岡慎太郎館や岡御殿、岩崎弥太郎生家を訪ねてみてはどうでしょうか。」
西部にある「四万十・足摺エリア」はいかがでしょうか?
「西部エリアは高知市から2時間半くらいですかね。四万十川などの人気スポットもありますが、最近弟に教えてもらった柏島という橋でつながった隠れスポットもあって。」

柏島の全景
(和田さんの携帯電話のなかに入っている写真を見せてくれながら)

透明度の高い海。本当に船が浮いているよう!
「海があまりにも透明度が高いから、船が宙に浮いて見えるんですよ! イタリアのランペドゥーザ島に行かなくても、高知でこの景色が見られます。ダイビングやスタンドアップパドルサーフィンも楽しめるので、これからもっと注目を集めるエリアになると思います。西部エリアの幕末にちなんだ場所としては、ジョン万次郎記念館がおすすめですね。土佐清水には清水サバというカツオをしのぐほどおいしいサバもありますし、B級グルメの鍋焼きラーメン、高級料亭やこだわりのラーメン屋さんでも使われている土佐佐賀のお塩も有名なので、ぜひ味わってみてください」

柏島のテーブルサンゴ。澄んだ海の証
Photo:山田大輔 Text:細谷美香
「志国高知幕末維新博」
第一幕 開催中 第二幕 18年4月1日~
今年は江戸幕府が政権を朝廷に返上した「大政奉還」から150年、2018年は「明治維新」から150年の節目の年。幕末から明治維新にかけて多くの偉人を輩出した高知県では、彼らを育んだ時代につながる土佐の風土・文化・食・自然などを知ることができる「志国高知 幕末維新博」を2年にわたり開催する。坂本龍馬の書状をはじめとする幕末・維新関連資料、などを収蔵する「高知県立高知城歴史博物館」がオープン。18年春には、全国の龍馬ファンの聖地ともいわれる高知市桂浜の「高知県立坂本龍馬記念館」の新館がオープン。歴史に触れながら、高知の多彩な魅力に触れることができる。
http://bakumatsu-ishinhaku.com/
PROFILE
1979年、高知県生まれ。主な出演作に、NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」「スペシャリスト」「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」「マッサージ探偵ジョー」、映画「起終点駅 ターミナル」「14の夜」、 舞台「小林一茶」(主演)「世界」 など。現在放送中の大河ドラマ「おんな城主 直虎」に出演中のほか、2017年6月3日には映画「花戦さ」、 8月26日には映画「関ヶ原」が公開予定。
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