
「楽して痩せたい」運動嫌いでもオバサン体形を回避する唯一の方法とは
20㎏痩せた元おデブトレーナーとして、SNSで注目を集める鬼軍曹ゆか様。
「ラクして痩せたい」と、最初にエステを選んだゆか様らしく、SNSではズボラでも続く簡単なダイエット法を発信。「最初は意気込み十分なのに、なぜか続かない」「運動するには(リアルに)腰が重すぎる」「無理せず、健康的な体を維持したい」という万年ダイエッターの共感を得ています。
運動は無理、今日は動きたくない! そんな日でも「私、がんばっている」「痩せるためにひとつ行動できた」と自分をほめてあげられる方法をゆか様が教えてくれました。
それが、今回のテーマである「呼吸」です。体の奥にあるインナーマッスルも鍛えられるので体の軸が安定し、きれいな姿勢をキープしやすくなります。
背中が丸くなり呼吸が浅くなるのが体の厚みのもと
猫背や巻き肩など、前かがみの姿勢になっている人は、体の前側が縮こまって筋肉もカチコチに。なかでも、肋骨と肋骨の間の「肋間筋」がかたくなると呼吸がしづらくなり、肩で呼吸をするようになってしまいます。肩が緊張するので肩こりになりますし、肩がもりっと上がった状態に。
肋骨は胸部を覆う骨で、胸骨、胸椎(背骨)とつながっていてドーム状になっています(あわせて胸郭)。上半身の要の部位なので、ここの動きが悪いと姿勢が悪くなるだけでなく、二の腕のたるみや反り腰、ぽっこりお腹にもなる可能性大。
息を吸うと横隔膜が下がり、息を吐くと横隔膜が上がる。その動きに合わせて肋骨も開閉する。
肋骨の動きなんて気にしたことがない人の方が多いのでは? しかも、その間の筋肉がかたいなんて!!
ゆか様にいわれて肋骨の間に手を入れてみると……「痛い!」。これがかたく、こっているということか!
半世紀も生きてきて、肋骨の正しいポジションなんて意識したことがなかったけれど、おばさん体形のもとになっていたとは……。
「肋間筋がかたいと呼吸がしづらくなっているので、まずは深呼吸をすることからはじめてください。肺にたっぷり息を入れること、そしてしっかりと吐き切ることが大切ですよ」
肋骨の間に指を入れ、かき出すように筋肉をほぐす
「まずは、肋間筋をほぐして肋骨の動きをよくしましょう」とゆか様。
デスクワークなどで長時間、同じ姿勢でいる人は上半身がカチコチです。首や肩がこっている人はもれなく肋間筋もこっています。呼吸が浅いのは、肋骨の動きが悪く広がらないからです。
「ほぐすのは、簡単です。肋骨の間に指を差し込み、筋肉をかき出すようにするだけです。仕事など何か作業に集中していると体がこりかたまってしまうので、休憩がてら肋間筋ほぐすといいですね。呼吸がしやすくなって、リラックスできます」
前編記事では、肋骨筋をほぐし、しっかり呼吸をすることで、反り腰やぽっこりお腹が解消できることについてお伝えしました。続く【後編】では、具体的な肋骨筋のほぐし方とおなか痩せにつながる呼吸法を紹介します。
▶「運動嫌いでもできた」肋骨ほぐしと呼吸だけで「ぽっこりオバサンお腹」と反り腰をついに解消!【鬼軍曹ゆか様#08】
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【開催日時】
1月31日(金)
19:00-20:30
【場所】
〒141-8202 東京都品川区上大崎3丁目1番1号
目黒セントラルスクエア 主婦の友社 6F
【参加費】
無料
◆参加応募はこちらから__▶▶▶
プロフィール
鬼軍曹ゆか様(福田裕香)
高校卒業後、会社員に。小学生からデブだったという万年ダイエッターだったが、26歳のときに「このままでは一生デブのまま」と危機感を覚え、一念発起しエステで20㎏減に成功。しかし、自己流の過度な食事制限を行ったことで体調を崩してしまう。その後、運動しかないと筋トレをはじめ、運動の大切さに目覚める。自身のダイエット経験を生かし、30歳でジムのトレーナーに転身。パーソナルジムに勤務しながらオンラインサロン「ズボラ矯正ジム」を主宰。2021年に独立し、東京・代々木上原エリアに「soar gym」をオープン。これまで800人以上に指導してきた。
SNSでは、ズボラでも続けられるダイエット法や、自分を好きになる、自信がもてるためのマインドを発信。
Instagram @yuka_fitness
撮影/佐山裕子(主婦の友社写真室)
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