なんと1回2万円!台湾でツヤリ若返りする「川堂養生館のへそ灸」

オトナのひとり台北2泊3日、これで間違いナシの大満喫プランを連載中! 「羽田を出てから羽田まで」のルートをがっちり想定の上、ひとり台湾ベテランの佐々木さんが台北遊びつくしの細かいモデルルートを指南中。

前回までのお話はこちら。

台湾2泊3日 第1話

第2話

第3話

漢方薬局1選目「生元薬行」はこちら

2選目「百勝堂薬行」はこちら

3選目「黄長生」がこちら

 

ずっと気になっていた『へそ灸』

台湾の『へそ灸』と言ったらガイドブックやメディアにも度々取り上げられていたので知ってる人も多いかと思います。

その名の通り『へそ』に直接『門外不出ブレンド漢方薬』を詰めて燻して健康になり結果若返る!というもので、その『へそ”に”』というのが秘められた感じがして魅惑的。体の外側にあるツボ部分に灸をすえるより、胎内で栄養をもらってたパイプとなる『へそ』部分にお灸だなんてなんだか効きそうな雰囲気がありませんか?作家の吉本ばななさんも個人的に通ってると知りますます信頼度アップ。

台湾旅行を計画するたびに心の付箋にあった『へそ灸』。しかし何年もチャレンジできませんでした。

常に候補にあがるも躊躇してた理由はそのお値段、なんと1回6600元(約25ooo円.2018年現在)!その金があったらもう1度台湾行けるでしょ!と貼っては剥がし、また貼ってはその付箋を剥がし続けてきました、そう39歳までの私は……

 

体のためなら2万出せる!そういうお年頃

そんな私が念願かなって『へそ灸』に行くことになったわけですが、もうね、次の台湾のことを考えるより今の健康にお金を出したい!ってその値段に躊躇せず手が自然とキーボードを叩き予約してましたよ。

ああ人間必要と思った時は悩まないものだな、と実感。

仕事やプライベートでいろいろ忙しく、元々体力には自信があるゆえに体メンテはおざなりに。そういえば寝ても寝ても眠い、朝起きても疲れが取れないきがする、肌が明らかにくすんできた、と気づいたら「今日絶好調!」って日が少なくなってきたような!?40過ぎたら転げ落ちるように体力がなくなるよとは聞いていたけどそうだ、私もうすぐ42歳。いけないいけない、自分をたまには労らわなきゃ!

 

『へそ灸』界の重鎮にしてパイオニアの川堂養生館へ!

さていよいよ念願の『へそ灸』の日、台湾には『へそ灸』のお店が何店舗かあるけれど私が行ったのは一番有名な『川堂養生館』。

予約していた時間にお店へ向かうも雑居ビル内店舗だったためその入り口に気づかず2度行ったり来たり前を通り過ぎてしまいました。いや、後から見たらちゃんと目立つ看板あったからやっぱり私ちょっと疲れてるのかも。

間口の狭い入り口から2階へ続く階段、ちょっと不安になりながらも上っていくと、ガラス扉の中からどうぞどうぞとスタッフが出てきてくれて一安心。

予約の名前を伝えると奥の待合室のようなソファ席に通され、お茶を淹れてくれました。

日本人女性スタッフが丁寧に『へそ灸』の効能を写真などを使って説明、その後台湾人男性の先生による問診。どうやら『へそ灸』実施後すぐ効果があるわけじゃなく、しばらく経ってから数ヶ月間、特に婦人科系に効果を感じる人が多いらしい。

おもしろかったのが施述する時間によっても効く場所が変わるから、何ヶ月にも渡りすべての時間で『へそ灸』をすれば全身健康になる!ということ。

まあそんな台湾に『へそ灸』の為に通える時間も財力も無いんだけどね……

 

いよいよ実践!

一通り説明を受けるとその後個室へ移動し、ベッドに仰向けに横たわる。洋服の上着をちょっとめくられあらわになった腹の上に丸くくりぬかれたタオルを乗せられる。(女性スタッフがやってくれるのでご心配なく)

ここからは直接見ることができないので、感覚や撮ってもらった写真を元にお伝えすると、へそに何か液体を垂らし、その上にものすごく丁寧に生薬を載せる。ドバ!という感じでは無くサンドアートでもしてるんじゃないか?というような耳かきで砂を重ねていく感覚。

そして何かその周りに台を置き、火をつけた尺八のような木製の器具を乗せる。

器具に天井からぶらさがっていたダクトを伸ばし、重ねて完了!

器具が重いというわけでも無く、お灸が熱いというわけでも無く、じっくりと温かくなっていった。

この『へそ灸』なんと施述時間90分、果たしてどんな変化が待っているのか期待に胸を膨らませながらじっと天井を見つめるのでした。

 

続きはまた来週! 毎週金曜の夜更新中!

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佐々木千絵さんの台湾1周!

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