【40代編集長の婚活記#222】ナニ、この疲労感!? 48歳婚活独女がデートに疲れてしまったワケ

やっぱり聞こえない!

ロマンさんの声は、その後もところどころで聞こえなかった。

内容によってはさっきのようにロマンさんが言ったであろう言葉を推し測って会話を返したが、できないときもあった。

ロマン「アサミさんは、※△◆~#✕◯*▲※✕◆ですか?」

最初と最後しか聞こえない。

アサミ「すみません、もう一度言っていただけますか?」

ちょっと悪いかなと思いつつ、勇気を出してみた。

ロマン「アサミさんは、お仕事は◯*▲※✕◆ですか?」

 

全部に回答してしまえ

「お仕事は」までは聞こえた。でもその後は聞き取れない。さすがに3度目をリクエストはしにくい。

仕事のことを聞かれているんだよな。仕事の内容のこと? 忙しいとかそうでもないとか? 何年やってるかとかキャリアの話? よくわかんないから全部答えてしまおう。

アサミ「出版社で編集の仕事をしています。忙しいといえば忙しいですが、25年間この仕事しかしていないので他と比べたことがないんです。残業もありますし土日に仕事をすることもあります。私にとってはこれが当たり前になってしまっているので、他の人と比べて忙しいとかはわからないんですけど、20代の頃からくらべたらだいぶ人間らしい生活になりました」

ロマンさんが尋ねるであろう質問に対して一気に答えてしまった。

ニコっと笑って

ロマン「そうですか」

と答えた。どれかわからないけれど、彼の質問に対して答えになっていたようだ。

 

声質? 滑舌? 肺活量?

その後の会話でも、ロマンさんの声はところどころ聞こえない。

あまりに聞こえないからロマンさんが話しているとき、耳を彼の正面に向けてみたりもした(つまり、顔を横に向けるわけだが)。

それでも、ロマンさんの声は聞き取りにくい。

ホテルのアフタヌーンティー、それなりに人はいるが、席と席の間はわりと離れているし、そもそもにぎやかなお客さんもいなかった。私の耳が難聴というわけでも、たぶんない。人間ドックでの聴力検査は正常だった。

ロマンさんと私の席間がちょっと遠いというのはあるけれど、理由はそうじゃない。

ロマンさんの声質の問題? 滑舌が悪い? 肺活量が異常に少ない? 入れ歯なの? わからないけれど、ただただ聞き取りにくい。

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