コンビニの「ほっけ塩焼き」が使える!15分で美スープパスタ【21時からのひとりごはんレシピ】

2018.11.21 FOOD

こんにちは。プロダクトデザイナーときどき料理人の辻村哲也です。
夜遅く帰宅する人の夕食のための料理、連載2回目は、コンビニのパックの焼きほっけを使った、ひと鍋で材料を入れて煮るだけの簡単なスープパスタです。材料からは想像できない、洒落た味になりますよ。

 

魚は缶詰と調理済みに頼ろう。

「21時からのひとりごはん」のための、今回のポイントです。
中性脂肪とかコレステロールとかが気になって、肉より魚と言われても、魚を調理するのってなかなかハードル高いですよね。

たまに張り切って一尾さばいたりするのは楽しいと思う僕でも、日々の自分用にはやっぱりめんどうです。手は臭くなるし生ゴミは出るし(えーと次のゴミの日いつだっけ?)。切り身にしても、1人にちょうどいい量で売ってなかったり。

それでも栄養的に魚は摂りたい。そんなときは缶詰や調理済みのものに頼ってしまいましょう。そのまま食べるだけでなく、素材として料理にいろいろ使えます。

 

ほっけ塩焼き≒干し鱈説

この連載のために近所のコンビニの棚をしらみつぶしにしていて、ふと、パックのほっけ塩焼きが干し鱈的に使えるのではないかと思いつきました。

干し鱈は、日本では東北や北海道、海外では北欧や中南米、ヨーロッパと幅広く使われている食材です。本来保存食ですが、様々な料理に使われています。

ほっけ塩焼きも白身魚の干物。試してみると、思ったとおり簡単に美味しくなりました。
コンビニほっけ料理、まずは相性のいい乳製品、じゃがいも、青豆を使ったスープパスタです。

 

コンビニの焼きほっけとじゃがいもでミルクスープパスタ

 

<本日の買い物(1人分)>

・ほっけ塩焼き 1パック
・茹で枝豆 1袋(140g)(あればグリーンピースでも)
・じゃがいも 小1個(100g)
・牛乳 200ml

 

<その他の材料>
・水100ml
・パスタ(できたらショートパスタ)30~40g
・塩 小さじ1/4〜1/3
・こしょう
・粉チーズ
・オリーブオイル

 

<作り方>

ほっけは骨、ヒレを取り除き、細かい骨もとりのぞきながらほぐす。
皮は包丁で刻んでおく。

パックの中はこんな感じ

 

じゃがいもは皮ごと1-2cm角に切る。枝豆は皮をむく。

小鍋(直径15cm)に水、牛乳、じゃがいも、ほっけを入れて中火にかけ、沸騰したらパスタ、枝豆を入れ、再沸騰後、弱い沸騰を保つ火加減にして蓋をして煮る。(ふきこぼれやすいので注意)

じゃがいも、パスタがやわらかくなるまで煮て(10~15分。パスタの指定時間より少し長めに)
味を見て塩で調整。

器に盛り、こしょう、粉チーズ、オリーブオイルを少しかける。

<メモ>
面倒なのでじゃがいもは皮ごと、もったいないのでほっけは皮も使っています。どちらもない方が上品に仕上がりますが、そこはお好みで。
じゃがいもは芽があればとりのぞき、皮が緑がかっていればしっかりむいてください(じゃがいもの芽や皮の緑の部分には毒があります)。

じゃがいも1個を使い切りたいので、パスタは少なめです。じゃがいもの大きさによってパスタの量は調整してください。
パスタはアルデンテが基本ですが、この場合やわらかめもやさしくて美味しいです。

 

コンビニで手に入りやすい枝豆を使っていますが、あれば冷凍のグリーンピースで試してみてください。もちろん季節なら生のものを使うのもいいですね。

 

ほっけに塩気があるので、スープ部分を味見してやや薄めくらいで食べるとちょうどいいと思います。
お好みで仕上げにバターを少し加えても。

 

【ツジメシ・21時のレシピ】

#1・コンビニのつくね串とカット野菜で!「バインミーと野菜スープ」

#2・コンビニの「ほっけ塩焼き」が使える!15分で満腹スープパスタ

#3・コンビニのカット野菜を2品に活用、焼き野菜と豚汁の献立

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