
【ぽっこりお腹】頭上で手を合わせて横にグーン!下半身すっきりの「プチ筋」トレ2つ
増やすのは難しくて減らすのが簡単なのは「お金」ですが、
逆に増やすのは簡単なのに減らすのが難しいといえば何でしょうか?
答えは「体重」です(笑)。
誰でも40歳くらいまでは、食べ過ぎて2~3kg太っても、1週間程度食事を調節すれば簡単に元の体重に戻す事ができたと思います。
ところが40代、しかも45歳頃からは、以前と同じ努力をしても太った分が戻らない! さらにその上に体重が上書きされていき、痩せにくくなったと気づきます。
ここが女性の分かれ道!
一つのルートは、ポッコリお腹を隠そうとAラインを選び、タイトなスカートやパンツを避けて、ウエストゴムの世界に逃げる人。
もう一つのルートは、食事の量に気をつけて、ある程度の運動を始める人、
道はこの二つに一つなのです!
なぜ中年以降は太りやすいのでしょう?
太りやすくなる原因は誰もが聞いた事があるワード「基礎代謝」です。
この基礎代謝は、1日に何もしなくても消費してくれるエネルギーのこと。
基礎代謝が一番大きいのが中・高校生時代です。この世代は食べても太りにくく、病気にもなりにくく体も元気なのですが、それからは基礎代謝が徐々に下がっていく一方で、40代を過ぎると急速に低下していきます。
基礎代謝はどうしても落ちていってしまうもの
40代は閉経を控え、急激に基礎代謝が落ちます。そこに食べすぎ・偏食・運動不足が重なってしまうと体力そのものががくんと落ちます。
顔面が垂れ、アゴが二重になり、胸も下がり、お腹がたるみ、お尻も垂れ始め、ヒザの上のお肉までがヒザに乗り始める、そんな「老化現象」も起こり始めます。
これからは閉経に伴う女性ホルモン分泌減少がさらに重なり、肥満だけでなく、糖尿病、動脈硬化、高血圧、心臓病なども発生しやすくなります。
なぜそのような現象が起こるのかと言うと、基礎代謝は「筋肉」の量と密接な関係性があるからなのです。
中年以降も基礎代謝を低下させず、スタイル良く活き活きとした生き方を手に入れるには、「筋肉」を動かすことが最も大切です。
私も、外食が続いたり、少しでも調子に乗ったりすると、ポンッと体重が増えます。
今は仕事をしているので意識的に戻しますが、妊娠している時には特に戻す必要がなかったし、今から30年前は太っても注意されることがなかったので10ヶ月の間に25キロも増えてしまいました。
その体重を元に戻すポイントは「筋肉」です。
座ったまま今すぐできる!「超シンプルで効く」プチ筋トレ
筋トレと聞くと、ジムに行ったりジョギングをしなくてはいけないなど、ハードなイメージがあるかもしれませんが、簡単におこなう方法はいくらでもあります。
ポイントは、体で一番大きな筋肉を動かしてあげることです。
大きな筋肉とは太ももの筋肉「大腿四頭筋(だいたいしとうきん)」です。
太ももは、変な鍛え方をすると太くなる場合がありますし、間違ったスクワット方法は、ヒザを痛めてしまう原因にもなります。
以下は、座った状態で場所を選ばず簡単にできて、太ももと腹筋の両方を同時に鍛えられます。
まずは1分からお試しください!
1・椅子に腰かけます。
2・床に足をつけた状態で膝揃え、両足の膝頭をぴたっとくっつけます。
3・両足を持ち上げて、足の裏を床から10センチほど上げます。
4・そのまま1分キープ!
次の筋トレは鍛えにくい脇腹です。
立ってでも座ってでもOKです。
1・両手を真上に伸ばし頭の上で手のひらを合わせます。
2・左に倒せるまで倒して10秒キープ
3・右も同様に行います。
4・3セットづつ合計で1分おこないます。
たったこれだけですが、いかがだったでしょうか?
また、どちらの運動も効果を最大限に得るためにきちんと背筋を伸ばしておこなうことが重要です。
筋肉が落ちている方は最初は辛く感じるかもしれませんが、筋肉が付き始めると、とっても簡単で毎日続けるとウエストにくびれも現れます。
たった1回するだけでは、筋肉は付きません!
1日にたったの2分だけなので、歯を磨くよりも短い時間です。
毎日できないとか三日坊主でも大丈夫!
筋肉は3日で落ちてしまいますので、3日に1回おこなえば良いのです!
無理なく続けて確実に筋肉を貯めて基礎代謝を上げましょう!
また可能でしたら、以前に書いた「痩せる歩き方」の記事も参考に合わせておこなってください。
>>>ヒモ・ベルト1本巻いて、その場で歩くだけで。誰でも簡単に3kgやせするコツ!
今日が人生でいちばん若い日!思い立ったらすぐ始めて習慣化を!
普通に立ったり歩いたりしているだけでは、使われていない筋肉が多いものです。
普段しないような動きをすることで、いつもと違う部分を動かせます。
平均寿命のことを考えると、40代の方は高い確率でにあと40年は生きるハズです。
その時に体が衰えて家から出れずに閉じこもりがちになるか、一人でもドンドン外に出かけられるかは、筋肉量で決まります。
40代からはそのために努力や準備をするラストチャンスです!
なぜなら50代で突然始めようとしても、その年齢では気力も体力も奪われやすくなるからです。
自分自身の体は最愛の大切なパートナーなのです。
そして適度に動かしてあげることが肉体への愛情表現となり、喜んだ肉体はあなたの今後の人生において長い時間たくさんの経験や楽しみを与えてくれるはずで、それこそが幸福だと思います。
さらに、そうした考えを持って実行して歳を重ねる事によって、誰かを助けることや知恵を授けるなど無限の可能性だってあるのです。
今より幸せになるためにまずは1日にたったの2分から始めてみませんか?
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床に手のひらはつく?1日1分でベッタリつける足指ストレッチとは
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