【市中感染対策】風邪症状をケアする「焼き梅干し」!5つの中医学的秘策#2

風邪と一言で言っても数百種類のウイルスが存在し、毎年どんどん新しい方のウイルスが出現するため、風邪に対する有効なワクチンはありません。

そこで今回は風邪対策に良い食べ物を5日連続で1つずつご紹介します。今日は2日め。

 

対策2・焼き梅干し

「医者殺し」「1日1戸で医者いらず」などと言われる梅干しは昔から風邪の予防や二日酔いや疲労回復などに日本人に慕われてきました。

その健康効果も広く知られていますが、クエン酸やカテキン酸、ミネラルなどを豊富に含み、生活習慣病や感染症の予防、食欲増進などにも効果的だとされています。

さらに焼く事で梅干し本来の力に加え、血行促進や代謝アップ、風邪やインフルエンザ予防になる「ムメフラール(熱を加えた梅干しや梅肉エキスにしか含まれない)」が増え、脂肪を燃焼させる「バニリン」の量も増えると言われます。

こちらもとても簡単です。

フライパンやトースター、網などで軽く焦げ目がつくまで焼くだけです。

焼き梅干しはそのまま食べても美味しいですし、お番茶や緑茶に入れたり、お粥に入れるとより美味しいです。

一度加熱すると冷えてもこれらの成分は失われないと言われるので、面倒な人は1度にまとまった量の焼き梅干しを作って、毎日1粒ずつでもコツコツ食べましょう!

 

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■著者・監修者

CoCo美漢方 田中友也
国際中医師、鍼灸師。関西学院大学を卒業後、イスクラ中医薬研修塾で中医学の基礎を学び、その後北京中医薬大学、上海中医薬大学などで本場中国の医療を研修。日本有数の漢方薬局である小島薬局漢方堂にて4年間勤務後、現在の仕事に。2018年に鍼灸師の資格も取得、。漢方、東洋医学、中医学は難しい!と思っている方もぜひご相談ください。

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