毎日使うキッチンツールは「ざっくり3つに分類」以上のことはしない!【アカネさんの究極時短な家#4】
こんにちは! 佐藤丹音です。
働く女性にとって「家事の時短」はとても重要。簡単に片付く心地よい家を目指し、建築の仕事で得た知識も総動員して工夫を凝らしリノベした我が家を例に、シンプルで真似しやすい時短のコツをお伝えしています。
前回はシンク周りのラクする工夫を紹介しましたが、今回は食器などを洗った後、片付けがラクになる収納の紹介です。
ちなみに、我が家のキッチンは一歩も動かずに片付く収納配置を意識して設計しています。
配置はまた別の機会にご紹介するので少しお待ちいただいて、まずは細かい収納の工夫からご紹介させていただきます!
◆「アカネさんの究極時短な家」毎週日曜11時30分配信!◆
大きく仕切り、共通要素でざっくり分類。「片付けやすい」=「見つけやすい」引き出しに
まず紹介するのは、キッチンツールとカトラリーを全てまとめた引き出しです。 ここは一番開け閉めするのでキッチンの真ん中上段の引き出しを使っています。
ラクするポイントの一つは、ざっくり3つのゾーンに分けて分類していることです。
左側にキッチンツール類、真ん中が包丁ケース、右側にカトラリー類と細々したツール類、といった具合です。
ざっくり言えばツールの中でも「作る」「切る」「食べる」での分類ですね。
ポイントのもう一つは、区切った中にはほかの要素を混ぜない事です。
ここは料理に使うツール&カトラリー関係の場所と決めて、その他の物、例えば、調味料やポリ袋のストック、ラップやアルミホイルなどの少し要素が違うものは入れません。
そうすると、「あれどこだっけ?」と色々な引き出しを開けて探すことがなくなります。
各ゾーンについてはあまり細かく仕切ると、きっちり戻すのが面倒なのでこちらもざっくりルールで分けています。
その方が、使う時も元に戻す時も、大体の場所を瞬時に把握できるので迷わず出し入れできます。
菜箸も家族の箸も「すべて無印の竹箸に統一」。これだけで断然時短になります!
まず、右側のゾーンです。
こちらはカトラリーがメイン。
箸、大きめのカトラリー、小さめのカトラリーの3種類で仕切っています。
3種類なら、主人や子供たちも間違わずに出し入れできます。
箸やカトラリーは色々な種類や色が混ざると見た目も揃わず、情報量が一気に増して、使いたいものが見つかりにくいので、すべて無印良品の物で揃えてあります。
(※2歳の次女はまだ使えない物もあるため、一部次女用の幼児カトラリーがありますが、早く全員同じにする事が夢です!)
特に箸はペアが見つからないと時間が無駄にかかるので、すべて同じものを使っています。
同じであれば1秒で手に取れます。
この箸は料理の時、菜箸にも使うので万能です。
ちなみに、箸は10膳で450円と格安なので、傷んできたら総入れ替えをします。
右側のゾーンにはカトラリー以外の細々したツール(栓抜きや缶切りなど)もありますが、ここは時々しか使わない物なので、なんとなく仕切ってなんとなく配置しています。
毎日使うものをいかにラクに出し入れするかが最重要です。それ以外は適当で大丈夫!
真ん中は包丁、キッチンばさみ、ピーラーの刃物たち。一目瞭然です。
ここは、黒、丸(お玉など)、その他の3種類に仕切っています。
見た目で分けると使う時イメージすれば無意識に手が伸びて、迷わないのでラクに取り出せます。
全体的には色や素材に統一感を持たせて、見た目の情報量を増やさないように、今の我が家の適正量を超えないようと、たまに見直しをしています。
ミニマリストではないので、すべて1つで兼用する!とかなるべく物を少なく!とまではいかないのですが、色などが揃っていないと雑然として、ものがごちゃごちゃになりやすいので、なんとなく全体のトーンは揃えています。
揃っていると気持ちがいいので、乱れにくくなる気がします。
「ざっくり定位置を決める」だけであらゆることがラクになる
私の中で、「よく使う物は、定位置を決めると出し入れで迷わないのでラク」という法則があります。ポイントはざっくりでいいので、仕切って定位置を決めてあげる事です。
逆に、1つの物に1部屋のように細かく仕切りすぎたり、見た目の整然さを目指すと私はめんどくさがり屋なので長続きしません。私にはざっくりがちょうどいいです。
自分がラクに、無理なく、無意識でも出し入れできる収納の仕組みが家事ラクへの最短距離だと思っています。
何も考えなくても手が動くのが最もラクですね!
次回はお鍋やボールなどの収納をご紹介します。
前の話>>>めんどうなシンクの掃除。「3つの盲点」改善で超ラクに!【アカネさんの究極時短な家#3】
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