#124 どうなの? デートの途中に仕事をはさむ男って【40代編集長の婚活記】

仕事の打ち合わせが始まった

ジェントルさんは、そのお知り合い男性のオフィスの家具について、相談を受けているようだった。

家具のサイズを測定したり色見本を見せたり、図面を見たり…。2人であれやこれやと資料を見ながら打ち合わせをしている。

ジェントルさんはアーティストなだけに、色や素材、塗装や加工をするとどうなるかなども説明している。ふーん、なるほど。なかなか興味深い内容だった。デザインのことについては、編集者としても勉強になること。

ジェントルさんの、プロフェッショナルな一面を垣間見た。すごいな…。ランチのときに彼の作品の写真をいくつか見せてもらったことも相まって、尊敬の念をいだく。

 

所在ない時間が、やっと!

打ち合わせの間はただ、ジェントルさんの横に座っているだけだった。口をはさむ部分もないし、意見を求められるわけでもない。

正直、所在ない…。

暇なので、出されたお茶をひたすら飲んでいた。ランチにドリンクを飲んだ直後だから、お腹がだいぶタプタプだ。

打ち合わせは30分強で終わりの様子がみえた。午後3時。やっとデート(?)に戻るのか、このあとどうしようかなと考えていた。

 

やっと終わった打ち合わせ

資料を片づけてカバンにしまいったジェントルさん。やっと終わったようだ。所在ないままの状況から解放されることに安堵した。

そのときだった。

お知り合い「しかし会うのは久しぶりだね。1年ぶり?」

ジェントル「確かに。前回の帰国が1年前でしたよね」

お知り合い「あぁ。また来月から当面ヨーロッパなんだけれど」

ジェントル「また? じゃ、しばらく会えないね」

お知り合い「せっかくだからちょっと近くでお茶しない?」

ん? 仕事のあとにさらにお茶に誘われた? ジェントルさんはなんて答える気? 彼のほうを見た。

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