「運動嫌いな人こそ」肋骨ほぐしと呼吸だけで「ぽっこりオバサンお腹」と反り腰を解消!?【鬼軍曹ゆか様#08】

背伸び+深呼吸でくびれを作る

「くびれのない寸胴さんにおすすめなのが、背伸び+深呼吸です。くびれを作るためには、肋骨と骨盤の距離を離すことがポイント。背伸びをするとギュッとつぶれていたお腹が伸びて距離が離れます。猫背になると内臓も圧迫されるので、お腹を伸ばすことで圧迫からも解放。深呼吸を合わせると肋間筋もほぐれ、姿勢改善にもつながっていきます」

 

手を組み、手のひらを上に向けぐっとお腹を伸ばす。鼻からたっぷりと息を吸い肋骨を広げ、口から全て吐き切り肋骨を閉じる。深呼吸を5~6回くり返す。

 

▶▶「背伸び呼吸」の方法を動画でもCHECK!

お腹を意識して深呼吸。体幹を鍛え内側からスッキリ

「肋骨を広げる呼吸は“胸式呼吸”です。これから紹介するのは、お腹を使った呼吸“腹式呼吸”です。それぞれ呼吸をすることで、インナーマッスル(体の奥にある筋肉)を鍛えることができます。特に複式呼吸では、体の土台となる横隔膜、多裂筋、腹横筋、骨盤底筋を鍛えることができ、姿勢がよくなりぽっこりお腹も改善できます」

 

鼻からたっぷりと吸い、お腹をふくらませる

膝を立ててあお向けになり、手を骨盤のわきに添えます。息をたっぷりと吸いこみ、お腹を風船のようにふくらませる。肩に力が入らないように注意して。

 

体の中の空気を全て吐き切りお腹をへこませる

体の中の空気を全て吐き切るつもりで、口からふーーーーーっと息を吐く。お腹と背中をくっつけるイメージでへこませ、指を添えた部分(腹横筋)がかたくなることがポイント。

全力で5回くり返す。

 

▶▶「体幹を鍛える呼吸」の方法を動画でもCHECK!

 

「普段、無意識でしている呼吸を意識するだけで体の内側から鍛えることができます。1日2万回も呼吸をしているので、そのうちの10回、20回でいいので、肋骨、お腹を意識して続ければ姿勢もメンタルも整い、若々しさを保つことができますよ」

 

 

プロフィール

鬼軍曹ゆか様(福田裕香)

高校卒業後、会社員に。小学生からデブだったという万年ダイエッターだったが、26歳のときに「このままでは一生デブのまま」と危機感を覚え、一念発起しエステで20㎏減に成功。しかし、自己流の過度な食事制限を行ったことで体調を崩してしまう。その後、運動しかないと筋トレをはじめ、運動の大切さに目覚める。自身のダイエット経験を生かし、30歳でジムのトレーナーに転身。パーソナルジムに勤務しながらオンラインサロン「ズボラ矯正ジム」を主宰。2021年に独立し、東京・代々木上原エリアに「soar gym」をオープン。これまで800人以上に指導してきた。

SNSでは、ズボラでも続けられるダイエット法や、自分を好きになる、自信がもてるためのマインドを発信。

X @s_yukasama

Instagram @yuka_fitness

 

撮影/佐山裕子(主婦の友社写真室)

1 2

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク