白髪を減らしたい!原因は?抜いていい?医師が教える改善と対策

こんにちは。「予防医療」のスペシャリストで、医師の桐村里紗です。

私自身も、ちょっとずつ、白髪がみえてきた今日この頃です。
抜きたくなる気持ち、ちょっと待って!きっと後から後悔します。
どうせなら、肩こりや更年期症状にも効く方法で白髪対策を。

【ネオヘルスケアドクターLISAの「50歳になる前にやめる100のこと」#53】

「抜くと増える」って本当なの?噂の真実は

鏡をのぞいて、生え際に白髪が!
家族に「後ろに白髪あるよ」と指摘されて驚愕!

ついつい、「抜いちゃえ!」
となるのですが、抜くと後から困ることになる可能性があるのでお勧めできません。

抜くと増えると考えている人もいるかも知れませんが、これは都市伝説。

結論としては、白髪は抜いても増えませんし、減りもしません。

抜いて一瞬無くなったとしても、また同じ毛穴からは白髪が生えてきますから。

 

抜いた毛穴にはダメージが。薄毛の原因になる

髪の毛は、毛穴の中にある毛母細胞という、毛のお母さんの細胞から生まれてきます。

同じ毛穴から白髪が生えてくるからと、その白髪を抜き続けることで、毛母細胞がダメージを受けてしまい、いずれ毛が生えなくなってしまうかも。

すると、薄毛の原因に!
白いのも困るけど、薄毛も困りますよね。
白い毛は、部分的に染めることなどで簡単に対処できますし、ボリュームのためには温存しておく方がベターではないでしょうか?

 

そもそも白髪ができるメカニズムは?

そもそも、なぜ、白髪になるのでしょう。

 

遺伝や体質、そして加齢現象に大きく影響されますが、生活習慣によっても悪化します。

 

まず、髪の毛がなぜ、黒いかというと、メラニンを作る細胞・メラノサイトが、髪の毛にメラニン色素を与えるから。

メラニン色素といえば、皮膚の色を決める色素ですが、髪の毛にも色をつけています。

 

メラノサイトが年齢と共に弱ってくると、髪の毛が生えても色がつかなくなり、白髪になるわけです。

 

年齢と共に白髪になりやすい原因は、

  • 血流低下
  • 女性ホルモンの減少

これらによって、メラノサイトがダメージを受け、機能低下することとされています。

 

頭皮ブラッシングで血流改善。ポイントは方向にアリ

細胞機能低下の大きな原因は、血流が低下し栄養分が行き渡らないことです。

血流改善には、血流の方向にそった頭皮ブラッシング習慣を取り入れてください。

頭皮の血流は、頭頂部に向かっていきます。

  • 前頭部は、前から後ろ、額の生え際から頭頂部へ
  • 側頭部は、耳から頭頂部へ
  • 後頭部は、下から上、うなじから頭頂部へ

これを1日1回。
特に洗髪前に行うと、汚れもとれやすくなります。
頭皮を傷つけないよう、頭皮マッサージ用のもので、先端が尖っておらず、丸いものを選びましょう。

頭皮のコリは肩こりにもつながっているので、肩こり対策や不眠対策にもなります。

 

女性ホルモン減少に対策、更年期もラクに

女性ホルモンは、細胞の酸化(サビつき)を防ぐ究極のエイジングケアホルモンです。
これが減少すると、メラノサイトだけでなく、全身の細胞が機能低下して衰えてきます。
女性ホルモンの減少対策は、更年期対策にもなります。
女性ホルモンの減少は、自然な加齢現象だけでなく、「現代型栄養失調」や「腸内環境」への対策で改善することもできます。
ぜひ、こちらもご参考に。

 

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この記事を書いたのは
内科医・認定産業医 桐村里紗

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