【40代編集長の婚活記#243】なんと最終回!?  まさかの急展開にとまどう40代独女

2021.03.31 LOVE

同じことを思っていた!?

アサミ「あら、そうなんですか」

キャット「マロ、初めて会った気がしなかったのかも。あ、僕もなんですけどね」

え、いまなんて? なんて言った? 私と同じこと思ったってこと? あまりにサラリと言われたので、聞き返してみる。

アサミ「え?」

キャット「よく考えたらアサミさんと今日、初めて会ったんですよね。でもそんな感じがしなくて」

アサミ「私も……いまそう思っていました」

 

これっていいムード?

顔をあげてキャットさんのほうを見た。彼も私のほうを見ていた。目と目があう。しばらくそのまま、見つめ合っていた。これって、なんかいいムード的な?

キャット「僕の猫アカウントをフォローしていただいたのって、2年くらい前からでしたよね」

アサミ「たぶん、そうだったと思います」

キャット「それからマメにコメントくださって」

アサミ「はい。猫さんがかわいくて」

キャット「面白いですよね。正直、そのコメントって猫は伝わらないじゃないですか。でもアサミさんはじめ、みなさんかわいいって書いてくださる」

アサミ「勝手に萌えてるだけなんですけど、書かずにはいわれないんです(笑)」

 

ファン気質が功を奏した?

書かずにはいられない……ファン気質ゆえの行動だと思う。かわいいものにはかわいいと、好きなものには好きと言いたいだけ(笑)。だからといって別に見返りは求めてない。

キャット「アカウント主としては、とってもうれしかったです。投稿のモチベーションになりましたよ」

アサミ「コメ返いただけるの、私もうれしかったです」

キャット「猫からの返信じゃなくてもですか(笑)」

アサミ「そうですね(笑)。もともと返信がほしくて書いてるわけじゃないですから。ただ言いたいだけなんです」

キャット「面白いですよね。僕にはそういう感覚なかったから」

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