めんどうなシンクの掃除。「3つの盲点」改善で超ラクに!【アカネさんの究極時短な家#3】
こんにちは! 整理収納アドバイザー(資格を持ってるだけ)の佐藤丹音です。
フルリノベした我が家の暮らしの中の1つ1つの品と、暮らしそのものを「ラクするしくみ」に変えていく家の工夫を順番に紹介しています。
今回は前回に続いてシンク周りの工夫をご紹介します。
◆「アカネさんの究極時短な家」毎週日曜11時30分配信!◆
「水切りカゴ」「三角コーナー」はないほうがラク!
水切りカゴと三角コーナーはいちばん不衛生になる場所。清潔を保つためには、まめなお手入れが必要です。私は掃除をラクにしたい、めんどくさがりなので、かれこれ10年ほどどちらも使っていません。
以前住んでいた家では、憧れだったミーレの大型食洗機を入れましたが、実はあまり活用できていませんでした。
寝る前に食洗機に入れるまではいいのですが、それを朝しまうのが面倒、食洗機にたまった食べ物のカスを掃除するのが面倒、食洗機を使っているときに洗い物が出ると結局手で洗うのでなんか損した気分になる、結局やることが増えている感じがする……。そのため今回の家では食洗機はやめました。
水切りカゴの代わりに使っているのは、ジョージ・ジェンセンの ティータオルです。吸水性もよく、広げればたくさんお皿がおけるので便利です。毎日洗濯機にポンと入れてしまえば簡単にきれいを保てます。
三角コーナーの代わりに使っているのは、自立する水切り袋。毎日捨てるだけなのでとってもラク!
無印などいろいろ試して、今はスタンダードプロダクツの物を愛用しています。
「目隠し」も外す!ネットを掛けてまるごと捨てます
ちなみにシンクの排水溝は付属の目隠し蓋を外して使っています。排水溝のごみ受けにごみがたまっているのがすぐ見えるので、使うたびに気が付いて捨てられます。ごみ受けにはネットを掛けているので毎日ネットごと捨てれば汚れることがないので、ごみ受けをさっと洗えば特段お手入れしなくてもいつもきれいです。
家族にも家事をお願いしてラクになろう!
実は、この家に引っ越してから食器洗いは主人の担当になりました。朝晩やってくれます。
以前は家事も育児も仕事も全部一人で完璧にやろうとしていました。しかし、それでは不満とストレスがたまって不機嫌になり、家族も自分も嫌な思いをするという悪循環が生まれてしまいました。
ある時、「そんなに大変なら全部やらなくもいいんじゃない? できることがあったらやるから言ってほしい」と主人に言われました。きっとよっぽど私が不機嫌だったんだと思います(笑)。
そうだよね、家事は家族みんなでしないとね。みんなの家なのだから。
それから考えを改めて、頼れるところはお願いすることにしました。主人も洗うだけならと、進んでやってくれます。私は主人が洗い物をしている間に、子どもと遊ぶ時間ができましたし、子どもは遊んでもらえる、主人は無駄に私に怒られない、とみんなハッピーです。
洗った後の食器とキッチンの片付けは、朝のためにきれいに収めて気持ち良く寝たいので私がやります。シンクを軽く洗って、排水溝のごみと水切り袋の生ごみを捨て、洗った食器をキッチンペーパーで拭いて元に戻し、ティータオルと手拭き用のタオルを洗濯機へ入れたらおしまいです。5分もあれば完了です。
この5分をやるかやらないかで翌朝のパフォーマンスが格段に変わってきます。
この5分が取れないくらい余裕がないときは、かなり無理が生じているか体調が悪い時なので要注意です。こんな具合に、時短を極めた家での家事は、自分の体調管理のバロメーターにもなります。
そして、もしできなくても自分を責めないことが大事です。たまには、「まいっか、あしたにしよ~♪」という心持ちで日々過ごす心の余裕を持つ事が続ける秘訣です。
次回は、5分で片付くキッチン収納のしくみをご紹介します。
前の話>>>100均で最強に掃除がラクに?「3つしか置かないシンク」の秘密アイテム【アカネさんの究極時短な家#2】
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