眠れない女は太る!? 快適な睡眠でやせ体質になるために心がけたい6つのこと
睡眠がしっかりとれていないとき、なんとなく体が重いと感じることはありませんか? 逆に、気持ちよく眠れた翌朝は体がスッキリ軽く感じたり。そう、睡眠不足は太る原因のひとつ。深く質のよい睡眠をとってやせ体質になるために、『ビタミンエフ特別編集 寝ている間にやせ体質になる』より、心がけたい6つのことを紹介します。
睡眠不足で食欲増進ホルモンがふえる⁉
睡眠不足になると食欲を増進させるホルモン「グレリン」が増加し、逆に食欲を抑える「レプチン」が減少してしまいます。すると、お菓子やパンなどの炭水化物を欲してしまう傾向があるのだとか。
米国で行われた実験で、4時間睡眠のグループと9時間睡眠のグループとを比較したところ、睡眠が短い4時間のグループのほうが、「グレリン」の濃度が上がり、炭水化物の食欲増加が33~45%もみられたそうです。
睡眠不足は代謝を低下させる!
人は寝ている間に筋肉が弛緩し血液が全身を巡るのですが、睡眠時間が短いと血液によって全身に酸素が運ばれず、冷えや代謝の低下につながってしまいます。体の機能が十分に回復されないので、運動機能も衰えます。
また、交感神経と副交感神経の影響もあります。朝型生活の人と夜型生活の人で、同じ食事を6時間おきに摂った場合でも、夜型の人のほうが消費カロリーが16Kcal少なかったというデータが出ています。夜は副交感神経が優位に働くためエネルギーをため込む体になるため、カロリーを消費しにくいのです。
では、やせ体質になる快適な睡眠をとるコツを紹介します!
1.テクノストレスをオフにする
長時間パソコンやスマホ操作をしていると、体が凝り固まってしまい血行不良になります。それが夜まで続くと、脳は興奮状態のままのため、睡眠スイッチがしっかりと入りません。寝る前にはスマホ操作も厳禁! 脳を休める時間を持ってください。
2.リラックスすることを心がける
私たちの体をコントロールする自律神経には、昼間の神経「交感神経」と、夜の神経「副交感神経」とがあります。ところがストレスがかかるとこのバランスが崩れ、睡眠不足や不調の原因に。ストレスをためこまず、上手に発散させましょう。
3.遅くても午前0時には就寝
天然の美容液ともいわれる成長ホルモンは、就寝3時間のあいだに分泌がピークに。また脂肪をエネルギーに変えるコルチゾールというホルモンは、深夜3時から朝にかけて分泌が増加します。そこで、ぜひこの時間帯を睡眠のコアタイムにする習慣をつけてください。
とはいっても0時には寝られないかたもいますよね? 睡眠時間が短くても、快眠できるコツを紹介します!
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