40代の平均は? 普段使うスキンケアコスメの数を調べてみた
じりじりと暑い毎日。ちょっと外に出ただけでも汗がでてきて日焼け止めもすぐ落ちてしまいます。日焼けはしみの原因になるし…。きりがないスキンケアに40代女性たちはどれくらいかけているのでしょうか。
87%の女性がスキンケアを重要視
毎朝、顔を洗い化粧水や日焼け止めをして化粧をして、夜はクレンジングして洗顔して化粧水…本当に女性は大変です。みんなどこまでしているのか気になるところですが、スキンケアを重要と思う人は87%とほぼ9割になっています。(「女性の化粧行動・意識に関する実態調査2017」スキンケア篇ポーラ文化研究所・以下データすべてこちらを参照)
注目したいのがその目的です。
なんとなく「しなくてはと」思っているスキンケアは、何のためにしているのでしょうか?
45から49歳のスキンケアの目的(複数回答)
1位 肌に潤いを与える58.2%
2位 紫外線から肌を守る50.4%
3位 今後の肌の老化を防ぐ44.0%
3位 しみを防ぐ・改善する44.0%
5位 肌の健康を守る・健康にする41.1%
15歳から24歳までの1位は「ニキビ・吹き出物を防ぐ、改善する」となっていますが、25歳から74歳までのすべての年代で「肌に潤いを与える」となっています。
注目すべきは2位から5位の目的。「守る」「防ぐ」など防御の姿勢が見られます。40代後半の心の叫びが聞こえてきそうな結果となっています。
では、スキンケアはどのくらいの頻度で行っているのでしょうか?
15歳から74歳全体で毎日スキンケアを行っている人は57%でした。5歳刻みの年代別でみると40~44歳は72.7%で各世代の中で一番多く、45~49歳は62.7%となっておりスキンケアを6割以上の人が毎日行っているという結果でした。目的が「守る」「防ぐ」ということが中心なので日々のケアを大切にしているということでしょう。
スキンケアといっても様々なアイテムがあります。どのようなものでケアしているのでしょうか。
1位 洗顔料93.9%
2位 化粧水 90.2%
3位 クレンジング(メーク落とし用)82.3%
4位 日焼け止め、UVカットクリーム78.7%
5位 乳液 63.0%
6位以下も50%以上が乳液、クリーム、美容液、シートパックを利用しており、使用スキンケアアイテムの種類数は6.39種類。スキンケアを重要と思う人ほど使用アイテムの種類が多いという結果でした。
筆者はなんなら石鹸とオールインワンジェルでいいやというタイプなのでこの種類の多さに驚きましたがご自身と比較していかがでしょうか?
直近3年でみると
2015年 6.09個 ⇒ 2016年 6.15個 ⇒ 2017年 6.39個
と少しずつ増えている状況で、目的別にアイテムを増やしている傾向がみられるようです。
お得にスキンケアをする方法は?
これだけアイテムが多いとなると美容費が大きな負担になってくるはずです。スキンケア化粧品の1か月平均投資金額は3809円、「中央値」は1750円でした。
※「中央値」とは、個々のデータを大きさ順に並べたときに中央に位置する値です。費用をすごくかける人とかけない人の差があるので「平均値」より「中央値」のほうが実態に近いともいえます。
スキンケア化粧品だけで平均3800円ほどとなるとファンデーションや口紅などメイクアップ化粧品を含めると毎月の美容費はかなりの負担です。女性は本当に大変ですが、少しでも美容費をお得にするには買い方がポイントになります。
スキンケア化粧品の購入場所の調査結果はこのようになっています。
1位 ドラッグストア46.3%
2位 メーカーブランドの公式サイト 21.2%
3位 デパート・百貨店15.9%
4位 メーカー以外のショッピングサイト(楽天・アマゾンなど)15.3%
5位 スーパー(イオン、西友など)14.1%
ダントツの1位がドラッグストアになっています。対面だとアドバイスが受けられますが自分のペースで選びにくいということもあります。ドラッグストアであればふらっと日用品の買い物ついでに選べるのもメリットです。ドラッグストアで化粧品をお得に買うには、ポイントサービスを使わない手はありません。
例えばマツモトキヨシではマツキヨ現金ポイントカード会員になると100円で1ポイント(=1円相当)貯まります。今月1万円以上の買い物をすれば翌月ポイントが2倍になるというスペシャルステージもあります。また毎月1日・2日は化粧品感謝デーで購入ポイントが10倍に!100円で10ポイント貯まります。
つまり、5000円の化粧水を10倍ポイントの時に購入すれば5000×10%で500ポイント(=500円相当)ゲットできることなります。他にもドラッグストアごとにポイントカード特典があるので活用するととてもお得です。
デパートで購入するのであれば、購入前に金券ショップでJCBやVISA商品券1000円を983円で購入すれば、5000円分で85円安く購入できることになります。小さなことですがちょっとひと手間で帰り道にガリガリ君ひとつ買える位のお金ができることになるのです。
また、ハーバー研究所、ファンケル、シーボン、フォーシーズホールディングスなど株主優待で化粧品がもらえる会社もあります。余裕資金があればリスクはありますが株を所有することでスキンケア化粧品をもらうという手もあります。
まとめ
この調査結果によると50代を過ぎるとスキンケアの目的上位は「肌の老化を穏やかにし、できるだけ肌の若さを保つ」という項目もあがってきています。ぱっと効果が表れないスキンケアは、お金も手間もかかるからとないがしろにしがちです。しかし、将来さらに美容費がかからないように40代のうちからしっかり準備しておきましょう。
稲村優貴子 ファイナンシャルプランナー(CFP🄬)、心理カウンセラー
大手損害保険会社に事務職で入社後、お客様に直接会って人生にかかわるお金のサポートをする仕事がしたいとの想いから2002年にFP資格を取得し、独立。現在FP For You代表として相談・講演・執筆業務を行い、テレビ・新聞・雑誌などのメディアでも活躍中。FP Cafe登録パートナー。
*公式ブログ 「FP優貴子のマネーライフ・エッセンス」
http://ameblo.jp/cfp-inamura/
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