
「目で見るだけでシミが増える」?意外に知らない紫外線の話
夏本番となり、気温も日差しも強まるばかり。美肌ケアにいそしむアラフォー女性には、もっとも酷な季節の到来です。美肌の秘訣は「保湿・紫外線カット」が基本ですが、今回は「美白」に対してアプローチしてみましょう。
肌の老化の80%は、実に紫外線が招くんです。紫外線によるダメージは肌の深くまで届くため、シミ・そばかすはもちろん、ハリや弾力をも奪ってしまいます。
CA歴4年、クラブママ歴10年、日本化粧品検定1級保持者の筆者がお伝えします。
盲点1・紫外線は下からも襲ってくる!
シミ・そばかすを防ぐために、「日傘や帽子は必需品」というかたも多いでしょう。
現在は紫外線99%カットを謳ったものまであり、心強いアイテムが増えました。
しかし意外な落とし穴があるのです。
それが、地面からの「照り返し」。
一般的に、
・アスファルト―10%
・水面―10~20%
・砂浜―10~25%
・土・草原―10%以下
と言われています。
また、アスファルトより明るいコンクリートは、より強力になるそう。
日傘や帽子でガードしているからと言ってスッピンで外出すると、思わぬダメージに。
顔はもちろんのこと、首、デコルテ、耳、うなじもしっかりとケアしましょう。
盲点2・日焼けばかりじゃない!「摩擦」も美白を邪魔する
エステティシャンの女性いわく「摩擦が肌の色素沈着を招く」そう。
彼女は、長きにわたりお客さまの美肌トリートメントを続けているベテランですが、特に30代以上の女性の「腰やヒップ周りが黒ずみ」が目立つと語ります。
「おそらくガードルやストッキングがこすれて、色素沈着が起こっているんでしょうね。新陳代謝が鈍る年齢になると顕著です」とズバリ。
美白を邪魔するのは、なにも紫外線ばかりとは限らないのですね。
以上のことから、
・締めつけの強い下着に注意する
・衣服や下着の着脱の際は、肌をなるべくこすらない。
もちろんボディだけではなく、顔にも注意したいですね。
・過度なフェイスマッサージ
・睡眠中の(うつぶせ寝などの)圧迫。
・シャワーを直接顔に当てる
・タオルでゴシゴシこする。
これらも肌を痛めることに繋がります。普段から気をつけましょう。
盲点3・サングラス「紫外線透過率」と「紫外線カット率」の違いって?
もはや常識となった「紫外線と目」との関係。
目が紫外線を感知すると、脳が「メラニンを作れ」との指令を出すため、サングラスでガードしている女性も多いことでしょう。
しかし、サングラス選びも間違うと大変なことに。
・色の濃さだけでサングラスを選ぶのは危険。(色の濃さに関係なく、「紫外線カット機能」があることが重要です。
・「紫外線透過率」と「紫外線カット率」を知っておく。(「紫外線透過率」は、1.0以下という表示のレンズは、紫外線を99.9%カットできると言われています。逆に「紫外線カット率」は数値が大きいほどガード効果もあがります。
サングラス購入の際は、それらを考慮しましょう。
いかがでした?「照り返し」「摩擦」「サングラス選びの注意点」。以上3つを気を付けて、麗しい美白肌で夏を過ごしましょう。
スポンサーリンク
【注目の記事】
- 「予約がとれないブランディングスタイリスト」が50代女性に向けて提言する「自分をもっと好きになる方法」って?
- 女性の毛髪への新アプローチ「S-DSC毛髪再生医療」とは?「毛の成長を促す起点となる細胞の一つを移植する」治療への期待を専門医に聞きました
- 形がきれい!合わせて着るだけで上品見えする【ユニクロ】の黒セットアップ【40代の毎日コーデ】
- 熱中症「頭が痛くなった」はもう危険スレスレ!昨年の倍搬送されている2025年、「この梅雨明けまえがいちばん危ない」これだけの理由【専門家が解説】
- 運動嫌いだった56才、ゆがみを整えたら「ネガティブな性格」を卒業できた。「離婚から立ち直り、推し活も始めました」【鬼軍曹ゆか様ダイエット】
- 48歳独身女性、立ち上がろうとした瞬間「あれ??」。このめまい、もしかして「更年期」なのかな?【マンガ100人の更年期R】
- 「まさか、私が乳がんに?」53歳でがん告知。抗がん剤で動けないつらい日々に、私を支えてくれたものとは
- 大人気【ユニクロ】ワイドスウェットパンツ。オシャレな人が購入しているカラーとは【40代の毎日コーデ】
- 「意地でもシミを増やさない」紫外線対策4つのポイント。「日傘だけでは不十分!?」50代美白のカリスマ美容家さきめぐ先生に聞いた
- 【熱中症搬送数激増中】実は6月下旬からの「高湿度」が最も危険!「さぼると熱中症リスク激増」の意外すぎる習慣とは?
- 「私の老化度、本当に54歳ぶんなのかな?」更年期以降は全員が気にしたい「自分の生物学的年齢」を計ってみたら衝撃的すぎる結果に
- 「体温が1℃下がると太りやすくなる」問題が、更年期世代の女性にとって特に深刻なのはなぜか?「お風呂に入る前たった1分でできるヤセ習慣」とは?【石原新菜先生が解説】
- 超激務ヘアメイク藤原美智子さんが「42歳で思い切って変えたこと」その顛末は?「顔も体も片側だけ引き攣った状態になるまで」働いて
- 「更年期のあと」ってどうなりそうですか?54歳コンビが語る「ここまでは冗談みたいにしんどかったけれど」の話
- 43歳、新しい職場で心が折れた。でも、25年ぶりにピアノを弾いたら胸が熱くなって──そこから私の転機が始まった
- 更年期後に「消える症状」と「そのまま残る症状」って?7万人のデータが教えてくれる「更年期の真実と、これからの人生」
- 更年期、どうやって乗り越える?運動、食事、サプリ、そして注目成分「ゲニステイン」まで、更年期の専門医が教えます
- 今の生活が「しんどい」なら「命の前借り」をしている証拠。知らずに「疲れを溜めてしまう」生活習慣とは【医師監修】
- 【徹底検証Hip Fit】はいて1日23分、ながらで使える手軽なヒップトレーニング!SIXPADの女性向けショーツタイプEMSで「ヒップから健康」は叶う?
- 「1年で約6倍」老化スピードが速い人と遅い人、その違いは?美人女医が伝えたい老化を早める3つの原因【医師監修】
- 「一度使ったらやめられない」人気スタイリストも40代編集もリピ買い中の『涼ブラ』って?「滝汗でも不快感なし」「つけ心地がラクなのに~」続々と魅了される理由とは?