40歳からのおしゃれ論「気持ちよくなきゃ、私もう無理なんです」

どうですか、皆様。気持ちよくなきゃ、もう無理じゃないですか? 私は無理です。30代後半から特に。いくらかっこよくても素敵でも、気持ちよくないと、絶対に無理です。

なんの話かと言うと。そう、服の素材の話です。私は、自分が持っている服すべてが着心地がよく、気持ちいいと断言できます。

なぜなら。30代後半から、肌バリア機能があっさり低下しまして、急に、ゴムに肌が負けて赤くなったり(ヘタしたら腫れたり)、化繊でチクチクと痒くなるようになり、これらの原因となる素材を使った服は、下着を含めて全部処分したからです。そこで、よっしゃこれからどうしようかねと、新たに脳内イメージしたのはこんな感じでした。

言語化すると、これはつまりシルクと綿、麻のことで、現在私のクローゼットは主にこの3つの素材で占められています。化繊だとしても再生セルロース系(天然由来)であるリヨセル、キュプラなんかは大丈夫で気持ちよいので持っていますが、いずれも肌の上を滑る系に限られます。

 

そんなこんなで、店頭で服を見る場合、まずはデザインなのですが素材も同じくらい気にします。肌の問題もありますし、 単純に布が大好きだからと言う理由も。服好きが高じて、今や随分な布好きになってしまいました。手織り、手紡ぎ、手刺繍などの手仕事が大好きでして、来月は、とある布見たさにインドとパキスタンの国境近くまで行ってきます。てへへ。

 

話がずれましたが、そんな布好きのささやかな趣味として、店頭で服を選ぶ際、ひとまず品質表示は見ずに指先できき酒ならぬ「きき素材」をします。

 

きき素材中に店員さんに話しかけられると「これ、綿にちょっとシルク入ってますよね」などと言ってみるのですが、皆さん大抵答えられないので、いつもちょっと残念です。

でも、たまにと言うか、素材にすごく詳しい店員さんが、いらっしゃるところにはいらしゃる。その場合、キャーキャー喜んで、ものすごく贔屓にさせてもらっています。

 

先日とあるセレクトショップでキュプラのパンツを眺めていたら「今お召しのワンピースもキュプラですよね」と触れずして言った二子玉川高島屋のKさん! もう、付いて行きます。付いて行かせてください。おしゃれな上に昨シーズンの服の素材まで細かく覚えてらしたりして、大ファンになってしまいました。

 

若い頃はデザインが気に入ればそれで良かったんだけれどね。よく燃えそうなアクリルやらナイロンやらのピッチピチした服もいっぱい持っていたもんです。

 

大人にとって服の素材は、見え方的にも肌の負担的にも一大事。

服の素材がわからないショップ店員さんは、道を知らないタクシー運転手さんに文句は言えない気がする今日この頃。

40の辛口ごめんねごめんねー!

 

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この記事を書いたのは
イラストレーター いいあい

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