【40代編集長の婚活記#208】40代独女が「受け身」体質になったワケ

恋愛以外も! プライベートは「受け身」

恋愛やデートだけじゃない。プライベートでは、基本的にずっと受け身だったのだ。よっぽど仲のいい相手ではないかぎり、自分から計画したり、誘ったりしてこなかった。

一人行動の計画はできる。毎年、一人旅をしているくらいだから。

誰かを誘うことが基本的に苦手。

理由は、「断られるのがこわい」からだ。

自分から誘って、断られて、傷つきたくない。だから、基本的に誘わなくなった。その原因は、たぶん20代の頃にある。

 

さかのぼること20年以上前

20代半ば、某ファッション誌編集部にいたときのこと。当時、その編集部ではある有名カメラマンと蜜月関係にあり、表紙や巻頭の撮影はもちろん、毎月いくつかの企画を依頼していた。

そのカメラマンと仕事をする場合、打ち合わせ、コーディネートチェックなどすべて彼の事務所まで行くことがスタンダードだった。打ち合わせは1回で終わることはなく、必ずダメ出しがあった。彼が納得するまで編集担当者は企画の構成案のコンテを何度も直し、そのたびに打ち合わせのため足を運んでいた。

いまでは考えられないが、そのくらい非効率的な仕事がまかり通っていた時代だった。

 

22時過ぎ、編集部での出来事

ある夜、22時を過ぎた頃。編集部で仕事をしていると、ファッション担当のKさんが外出先から編集部に戻ってきた。

アサミ「あれ? こんな遅くにどうしたの?」

K「あのカメラマンさんと打ち合わせだったんですけど、コンテが通らなくって。明日、打ち合わせやり直しになったんです」

アサミ「えぇ~!? 編集長のOKは通ったコンテでしょ?」

K「うん。でも何を伝えたいかわからないって。明日までにやり直さないと……」

いまにも泣きそうなKさんを放っておくことができず、しばらくの間、彼女の話を聞いていた。カメラマンにかなりのダメ出しをされ、相当、心がつらくなっているようだった。

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