どうしてこのキャベツスープ、コンソメなしでこんなにおいしいの?【シェフのテク】

2017.12.08 FOOD

①大きめの鍋(今回はテフロン加工の深型フライパンで作りました)にサラダ油とニンニク、ベーコンを入れます。ニンニクが色づき、ベーコンがカリッとするまで炒めましょう。

 

 

 

②粗い千切りにしたキャベツを投入。最初はかさばって混ぜにくいですが、ここがポイントです。がんばって炒めていきましょう。キャベツの甘みを引き出すイメージで。

 

 

 

③しばらくするとキャベツがしんなりしてくるので、ここでようやくお水を入れます。沸騰したら弱火に落として30分間煮込みましょう。

 

 

 

④キャベツがクタクタになり、旨みがスープに溶け出しています。ここで一旦塩こしょうで味を整えて上げてください。塩はしっかり目に。

 

最後にすり下ろしたじゃがいもを加え、再度5分煮込めば出来上がり。(ジャガイモに火が入らないと美味しくないので5分間は煮込んでくださいね。)

前回〈じゃがいものグラタン〉の回でも書きましたが、皮をむいたジャガイモは洗っちゃダメですよ。ジャガイモのでんぷん質を利用してスープにとろみをつけたいので、洗うとその効果がなくなってしまいます……

片栗粉やコーンスターチを使用してとろみをつけてもいいですが、すりおろしジャガイモの方が断然美味しくできます。特に水から作る場合は必須です。

このとろみ付けの方法はフランスでは古くから行われている技法で、すりおろしジャガイモの他にもパン粉を使う方法もあります。

 

さて、ジャガイモに火が入って、とろみがついたら完成です。さらに旨みを補いたい方は粉チーズをかけてあげるといいですね。

このスープとバケットがあれば立派な夕食。日常のフランス料理は実は素朴なものばかりだったりします…… 。ぜひお試しください。

 

過去記事一覧はこちら

 

vivo daily stand

フレンチデリとデイリーワインをメインに提供する一人でも気軽に使える地域密着型のバル。花本さんは中野本店でキッチンに立っています!レシピの質問も気軽にお店で花本さんに!

http://www.vivo.tokyo/

 

【花本朗さんの家バルつまみ、週1回金曜の夜に更新中!】

■VIVOといえば「ウフマヨ」の元祖!

手作りマヨネーズと「ウフマヨ

 

■ひとさらたっぷり系

手間なし「ポテトグラタン」

お店みたいな「バターライス」

プロの「クロックムッシュ」

「牡蠣とほうれん草のグラタン」

 

■肉やお魚系

「塩サバ」と絶品バターソース

簡単「牛肉の黒ビール煮込み」

本格「サーモンリエット」をサケ缶で

「豚肉+ツナソース」完全に外国なレシピでビール進みすぎ!

豚こま肉のドライトマトマリネ

 

■サラダつまみ

クスクスで「ホタルイカのタブレ」

「ポテサラ」にこれを入れるだけでお店の味に

秘密の「オリーブマリネ」

すっぱすぎない「野菜ピクルス」

とろ~りヘルシーなチーズのサラダ。秘密のコレを使う

 

■野菜系

どうしてこのキャベツスープ、コンソメなしでこんなにおいしいの?

汁ほとばしる「きのこアヒージョ」

春菊のアーリオオーリオ

 

面倒な日はコレ、長ネギをレンジに2分かけるだけ

オニオングラタンスープの時短テク

「きのこのクリーム煮」の秘密

 

 

■ワインのこと

僕なら手土産ワインはコレにする。お店でもガチ人気の1000円台赤&白

1 2

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク